オーストラリアはワーキングホリデー先として非常に人気のある国。私が働いているオフィスも含め、知人の会社やレストランにもワーホリで渡航してきた若者がたくさん働いています!
しかし、近年オーストラリアのメディアでは、ワーホリで来豪した日本の若者たちが現地での生活費を賄えず、炊き出しの列に並んでいるというニュースが報じられることが…。英語力の不足や準備不足が原因で、十分な収入を得られずに困窮してしまったケースです。いやマジで悲しい…。
いざ現地で生活や仕事を始めるとなると英語力が大きなカギを握ることになります。英語が苦手な場合、どのような困難が待ち受けているのでしょうか?この記事では、その具体的な状況と対策について考えてみたいと思います。
英語力が低いと困る場面
まず最初に超重要なことをお伝えします!
オーストラリアでは、何を始めるにも「住所」が必要です。
例えば次の3つは生活に不可欠ですが「住所」が必要です。
- 銀行口座の開設 ※給与の受取に必要
- 税務番号(Tax File Number)の取得 ※給与の受取に必要
- 仕事探し
住所が必要ということは家賃を払うのですが、この家賃が非常に高い!居心地のよい住居を見つけるのは簡単じゃない。ワーホリの場合はシェアハウスが前提ですが、基本的に「家賃高い=居心地いい」、「家賃安い=環境劣悪!」です。そして英語力が低いと不利な契約を結ぶリスクも高まります。つまり、出だしから大きく躓く可能性があります。恐怖!
それでは英語力が低いと困る場面をリストアップします。
仕事探し
求人情報の理解が難しい
求人広告には専門用語や略語が多く使われています。これを正確に理解できないと、応募する職種を間違える可能性すらあります…。
面接での自己アピールが難しい
面接では自分の経験やスキルを具体的に伝える必要があります。これは戦いです。英語力が不足していると、緊張してうまく話せなかったり、質問の意図を誤解してしまうことがあります。ライバルとなる中国人や韓国人はガンガン自分をアピールします。国民性の違い。
職場での指示が理解できない
特に接客業では、お客様の要望や先輩の指示を迅速に理解し行動する必要があります。これができないと職場での評価に影響。シンプルに「仕事ができないやつ」のレッテルを貼られ凹みます。
【朗報】特別なスキルがある場合は有利!
英語力の低さをカバーするだけのスキルがあれば仕事探しを有利に進められます。例えば、調理、IT、介護などの専門スキルを持っている場合、高収入や安定した仕事を見つけやすくなります。また、経理実務の経験がある場合は、日系企業や会計事務所やでアシスタント業務の仕事に就くことも可能です。 ※実際に私のオフィスでも採用例があります。
日常生活
公共交通機関の利用
バスや電車を利用する際、時刻表やルートを理解できないと目的地にたどり着けません。家に帰れません。でも現地の生活に慣れるまでは意外に神経を使います。
契約手続き
シェアハウスの契約や電気・水道の開通手続きでは、契約内容や費用について詳細に確認する必要があります。英語がわからないと不利な条件で契約してしまうリスクがあります。ご用心を!
緊急時
医療機関でのコミュニケーション
病院で症状を説明する際に、医師に症状を正確に伝えなきゃですがこれは結構きつい。英語力にある程度自信のある私でも病院では小鹿のようにガクブルです。専門用語とか並べられた日にゃあ…(汗)
警察や役所での手続き
盗難や紛失の被害に遭った場合、警察に詳細を説明する必要があります。英語力が不足していると、手続きが進まないことがあります。運転免許証の更新などの結構面倒くさい。
友人作り
現地の人との交流が難しい
やっぱり現地の友達を作りたいじゃないっすか。最初は頑張ると思うんですけど、英語力が低いとローカルの人々と話すのがだんだん辛くなっていきます。ストレスに感じ始めたら黄色信号。
他国のワーホリ仲間とのネットワーク構築
多国籍の仲間と英語で交流する機会を逃してしまうと、貴重な情報やサポートを得るチャンスを失う可能性があり、これは生活に直結します。この社会では情報がすべて!
生活費の問題
これが意外と英語力とつながっています。なぜなら「情報量」に差が出るから!
とにかく物価が高い
我が家は4人家族なんですが、先日近所の人気カフェで軽くランチしました。私がパスタで妻がリゾット、子供たちがハンバーガーのキッズセット、そして大人は食後にコーヒー2杯。至って普通のランチ。お会計は121ドル。121ドル!(≒12,100円!)四人でランチして12,100円って⁉
はい、これが現実…
いやマジ高い。
サイゼとガストが懐かしい(遠い目)
オーストラリアは物価が高いことで知られており、家賃や食費、交通費などの生活費が日本と比べて相当高い。一瞬ぼったくりと思うこともしばしば。でもぼったくりじゃなくてシンプルに高いだけ(涙)
なので、良質な商品やサービスを低価格で提供しているお店の情報は死活問題。もし英語に自信がないと、そういった情報収集が日本語のみに頼ることになります。心もとない…
渡航前の貯金がすぐに消える
渡航前に日本である程度貯金をしてくると思いますが、オーストラリアの生活物価水準の高さ、特に家賃の負担によって、短期間で資金が底をつくと思ってください。というか底つきます。
英語力を高めるために
容易ではないオーストラリア生活ですが、英語力を高めることでリスクをかなり軽減できます。現地に行けば自然と英語力が上がると思うのは危険。基本上がりません。上がる前に生活が詰みます。
ということで渡航前の準備が超重要という話。
渡航前の英語学習
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- 英文法も同時に学習し、効率よく基礎を固めてください。
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現地での英語学習
- もし時間とお金に余裕があれば、現地の語学学校に通うことで英語を集中的に学ぶことができます。友達もたくさんできますのでおススメ。お財布と相談ですね。
- 英語を使う環境を意識的に作りましょう。例えば、シャアハウスも日本人以外とのしゃえであれば必然的に英語を使います。しかし、初歩的な会話も英語でできないのはNG。同居人として迷惑をかけてしまいます。なので渡航前のオンライン英会話が必須!
まとめ
英語力がないと、ワーキングホリデー中に多くの困難に直面する可能性があります。しかし、事前の準備と現地での努力次第で、これらの困難を乗り越えることが可能!
特に渡航前にオンライン英会話を利用することで、自信を持って現地生活をスタートすることができるでしょう。英会話力を高めておいて損することはないです!
現地入り後は英語を学ぶ過程そのものが、新しい文化や人々とつながる素晴らしい経験になるはずです。オーストラリアでのワーホリ生活を最大限に楽しむために、少しずつでも英語力を高めていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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