転職で後悔しないために|クソみたいな会社を辞めて気づいたこと

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サービス残業、低い給与水準、取りづらい有給休暇、腐りきった経営幹部…。クソみたいな会社は星の数ほどある。オーナー企業であったり、上場企業であったり、会社の規模や形態にかかわらず存在。

そんなブラック企業に長くいると、だんだん思考停止になり、将来のことを考えられなくなってくる。ただ消耗する日々を過ごすだけ。

私も以前そんなブラック企業に在籍していた時期がある。オーナーが絶大な力をもつ「ザ・オーナー企業」で、毎日の長時間残業や休日出勤、そして低い給与水準。搾取される日々。ああ、思い出すだけで四十肩で腕がが上がらない。

幸運にも転職をキッカケに人生が好転。30代以降はまともな会社でキャリアを積み上げることができた。

人生100年時代、まだまだ先は長い。
覚悟を決めれば、いつでも現状打破は可能だ。

今回は、実体験をベースに「クソみたいな会社から「転職」という手段をつかって抜け出すためのポイント」を解説する。

こんにちは、シドニー在住の平凡会社員 moric です。TOEICスコア 865、IELTSスコア6.5 / 転職4回 / 過去の海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在)

 

私はこれまで4回ほど転職している。最初のブラック企業の抜け出した後、少しずつスキルアップし海外駐在も経験した。

上手に転職すれば人生を好転させることは可能だ。無論、十分な準備は必要。感情に任せて無謀な転職を繰り返せば、あなたの人生は詰んでしまう。

どんな準備をすればよいか4つのポイントを紹介する。

 

クソみたいな会社を辞めるうえで重要なこと

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クソみたいな会社を辞めるうえで重要なこと、それは 転職先を確保してから辞めること 。当たり前だ。転職市場にも季節波動があり、タイミングが悪ければ転職先が決まらず焦るばかり。ブラック企業で働いていると、不平不満が感情的な行動につながり、転職先が決まる前に勢いで辞表を出してしまうケースも聞く。これは自分で自分の首を絞める行為よ。

 

転職活動の準備段階としてやるべきこと4つ

本格的な転職活動(求人へのエントリー/応募書類の提出/面接)を開始する前に、まずは次の4つに取組んでほしい。

自分の考えを紙に書き出す【重要】

紙に書き出す

まずは、あなたがどう生きていきたいか? どんなことに時間を使いたいか? そして、どんな仕事につなげたいか?を整理していく。頭の中のイメージの具現化。

ポイントは、紙に書き出すこと【重要】

パソコンやスマホへの入力でもOKだが、私は紙に書き出すことをオススメする。頭の中で持っているイメージを視覚的に表現するときは、矢印ひいたり、グルッと囲ったり、線でつなげたり、紙にフリーハンドでペンを走らせる方が何の制約もなく好きだ。(あとでスマホのカメラでその紙を撮影すれる)

ふざけているわけではなく、このプロセスは本当に大切。転職活動を始める前のスタート地点の作業

転職活動に入っていくと、だんだん当初の目的を忘れ、待遇面などにフォーカスしてしまいがち。そんな時は、この紙に書き出した内容を確認して、当初の気持ちや目的を思い出してほしい。ポイントは、今のクソみたいな会社の不平不満を並べるのではなく、「どう生きていきたいか」を整理していくこと。※ちなみにこの紙は面接時にも役に立ちます。

ただ、自分がやりたいことを書き出す作業は意外に難しい。ぼやっとしたイメージを文字や図にして表現するので結構頭を使う。転職活動における「軸」をブラさないための必須事項と考え、時間をかけて取り組んでほしい。

失敗

もし、この工程をスキップしてしまうと転職は失敗する。転職できたとしても、転職後の会社でまた悩み、後悔する可能性が高まる。そして転職を繰り返すはめに…。

私が実践してきたオススメの方法は、転職する気がない時から、自分の思いをこまめにメモすること。 ブラック企業での悩みをただの不平不満で終わらせるのではなく、ちゃんと整理すること。その時その場所で感じることは違うかもしれないが、それでいい。むしろその方が素直な自分の気持ちを表せるかも。

日々、何かを感じた都度書いていき、いよいよ我慢の限界、本気で転職活動を始めようと思った時に、それまで書き溜めたメモやキーワードと「将来のありたい姿」を繋げ、一枚の大きめの紙にまとめていく。

転職活動開始前の「自分自身を知る作業」は必須。

転職市場を考える

転職市場の調査

自分がやりたいことや、理想とする未来像が整理できたら、次はその目標地点(つまり、転職先)のマーケットについての研究。市場調査。

いくら興味があっても、そのマーケットに「入り口」が無かったり、全く需要がない場合は、そこに入り込むチャンスすら与えてるもらえない。

例えば、自己分析の結果「どうしても飛行機のパイロットになりたい」と結論づけたとしても、航空会社の入社試験において年齢制限や身体的要件(健康状態や身長など)が存在し、自分がその要件を満たしていないとしたら、「挑戦の入り口」が既に塞がれていることになる。

上記は極端な例だが、やりたいことの着地点に転職市場は存在しているのか、どこくらいの確度で入り込めそうなのか、を事前に調べておく必要がある。

求人の背景を考える

業界研究

実際に転職する・しないは別として、できる限り多くの求人情報に触れることをオススメする。 興味がある業界のトレンドが見えてくるからだ。

イケイケの成長業界で人材が不足しているのか、それとも斜陽産業で人が辞めていくので既存人材の後任が欲しいのか。その求人にどんな背景があるのかを推測し理解することが大切。

業界全体の傾向各社の採用活動の背景を理解できれば、例えハードルの高い転職であっても、その成功確率を高めるための戦略を練ることができる。

自分がやりたいことを理解し、その着地点にオープンしている入り口(転職の可能性)を確認したら、とことん希望する転職先企業の研究を行ってほしい。もし求人活動の背景を理解し「なんか思ったんと違う…」と感じたなら、すぐに引き返し、路線変更すればよいだけ。

自分の強みと相手(企業)の弱みをマッチング

あなたの経験や知識と、企業が欲しがっている機能とのマッチング作業。企業は「何か」に不足感を感じているからこそ、採用活動を行っている。その「何か」にあなたのスキルや経験が当てはまるのか、その検証プロセスだ。 特別な経験スキルがない場合でも、純粋に要員数が足りなくて中途採用しているケースも多々あるのででご心配なく。

スキルだけではなく、企業カルチャーとあなたの理想とする働き方やワークライフバランスがマッチするかどうかも大切な検証ポイント。会社と言っても結局は人の集まりなわけで、その中には「あなた」という外からの人材が飛び込んでいくのだから、相性が良いかどうかは非常に重要である。

その確度を高めるために、その会社のこと、そしてあなた自身のことを正確に知る必要がある。これに失敗すると、例え希望の業界の企業の会社に転職できたとしても、お互いハッピーにはなれない。

このマッチングのプロセスにおいては情報収集が命。転職サイトや転職エージェントを活用しよう。転職エージェントは依頼先企業に人材を紹介することが報酬につながるため、あなたの希望と多少ズレていたとしても何とか内定に向かわせようとするケースもあり、注意が必要。しかし、情報収集という点に関しては非常に便利なので、積極的に活用することをオススメする。

また複数の転職サイトに登録し、業界のトレンドなとについて能動的な情報収集を心がけてほしい。

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暇な会社に転職する【裏技】

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希望に沿う転職先が見つからない場合の対処法(年齢が若ければ若いほど有利)をご紹介する。それは、

給与水準はそれほど高くないけど暇な会社(残業がほぼゼロの会社)に転職すること。

そこで取組むべきことは次の2つのいずれか、または両方。

  1. 市場価値の高いスキルを磨く
  2. 副業で収入源を複数化する
もちろん、市場価値の高いスキルを磨くのは次の転職(本命の転職)に向けた準備のため。市場価値の高いスキルとは、希少性があり(簡単には習得できないスキル)、汎用性がある(業種を問わない)スキル。例えば、英語、プログラミングスキル、Webマーケティングなど。
また副業による収入源の複数化は、低い給与水準を補い生活水準を安定化させるため。
ちなみにこの対処法の肝は、いかに残業が少ない会社を見抜くか。でもコレは意外に簡単。夕方6時くらいにその会社の前で退社する社員やオフィスの消灯状況を観察すればよい。 ネットや口コミなど色々な情報が出回っているが、自分の目で確認するのが最も確か。もちろん時間を費すが人生の重大イベントである転職を成功させるため。労力を惜しむべきではない。

「覚悟」と「勢い」

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これまでの4回の転職経験からして、結局のところ会社の内部(実情)は入ってみないと分からない!(それ言っちゃう?)

ある程度集めた情報からその実態を推測したところで、イメージと近いところもあれば、「え、そうなんすか!?」と入社後に驚くこともある。転職のリスクを低減することはできても、やはりゼロにはできない。

しかし、チャンスは目の前に現れては消えていく。クソみたいな会社から抜け出し、新しい景色を見るためには、そういったチャンスをつかみ取る必要がある。

最後は「覚悟」「勢い」

 

 

まとめ

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私の実体験をベースに「クソみたいな会社から「転職」という手段をつかって抜け出すためのポイント」を紹した。
1.クソみたいな会社を辞めるうえで重要なこと
 → 転職先を確保してから辞める
2.転職活動の準備段階としてやるべきこと4つ
■自分の考えを紙に書き出す【重要】
 → 自分自身を知る作業
■転職市場を考える
 → 挑戦(転職)の入り口がオープンか否かを確認
■求人の背景を考える
 → 相手を知ると有利に戦える
■自分の強みと相手(企業)の弱みをマッチング
3.暇な会社に転職する【裏技】
✓ 市場価値の高いスキルを磨く
✓ 副業で収入源を複数化する
4.「覚悟」と「勢い」

最後は「勢い」と言ったがそれはあくまで最終フェーズ。それまではの準備期間は十分すぎるほどに時間を使って、情報収集でリスクの最小化を図ることが大切。

ただし、情報の海に溺れてしまう危険もあるので、そこは転職エージェントを上手く活用して冷静で客観的な視点を入れてほしい。基本無料なので。転職業界のプロフェッショナルの生の声は、多くの「気づき」を与えてくれます。
※【注意】転職エージェントも慈善活動ではなくビジネスとしてサービスを提供しているため、例えば、成功報酬の高い企業との案件を勧められたりということもある。全てを鵜呑みにするのではなく、最後は自分のフィルターにかける必要がある。

これからは40代以降の転職も全然当たり前になっていくだろう。「転職でキャリア形成する時代」

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