「辞める前提」てネガティブな印象。
「やる気がない奴」って印象。
でも今回の記事はむしろ「攻めてる」内容である。
私がこれまで実践してきた「精神的自由」がテーマ。
就職活動中の学生さんや転職活動中の会社員の皆さんに是非読んでもらいたい内容で、会社選びやキャリア形成のヒントになるはず。
「辞める前提」による行動変容
まず結論。
就活中や転職活動中の皆さんはどんな基準で会社を選ぶのだろう? 譲れない条件は何だろう?あなたの働き方のこだわりは何だろう?
今回は「辞める前提」というのがポイント。
この前提をおくと会社選びの基準や働き方が大きく変わる。
では、その理由をご紹介。
辞める前提だから、給料とか待遇面は “そこそこ” でいい
高度なIT技術者の採用など特殊なケースを除き、どの会社に入っても初任給などそれほど変わりません。日本では。 追記どうやら2025年現在は状況が変わって初任給を大きく上げる企業も出てきたみないね。
アルバイトをしながら生活していた大学生にとっては数万円の違いは大きいかもしれないが、これからの長い人生でのキャリア形成を考えた場合、その違いなんて無視できるレベル。
給料や待遇は “そこそこ” でいいのだ、辞める前提なもんで。
給与に差がついても、それから先のキャリアでいくらでも挽回できる。
私の実体験上、これは断言できる。
最近耳にするようになったジョブ型。でも世界的には昔からジョブ型が当たり前。グローバルスタンダード。日本が異常。
そう、終身雇用なんていう日本のスタイルが異常で、アレは経済成長が右肩上がりの時代にのみ機能する雇用制度だったのだ。
私は大学卒業後、すぐにニュージーランドに渡航し、半年間の語学学校を経て現地で就活。そこで2年間働いたので、そもそも新卒で日本の会社に入社していない。
しかし、今働いている会社でも新卒で入社したプロパー社員の同僚と比べても、ビハインドは特に感じない。
むしろ、いつ会社を辞めても生きていける自信があり、肩の力を抜いて働くことができている。(後で触れるが、残業や上司へのゴマすりも無縁)
辞める前提だから、何をどれだけ学べるかが重要
まず【若手社員向け】
良く言えば「現場での実践的なトレーニング」、悪く言えば「ただ一緒に働いているだけ」。
私は知識やスキルを身に付ける上で、このOJTの質こそがが大切だと考えている。
せっかく若くスポンジのような吸収力がある期間なので、良好な環境で効率的にノウハウを吸収すべき。若い時の「学び」は時間が経つにつれ複利の力が効き、将来的には大きなスキルに化けてキャリア形成に貢献してくれる。

OJTについては、ネット上の情報を含め、ありとあらゆる手段を使って情報をかき集めるしかない。とりあえずのキーワードは「社風」。
次に【ミドル社員向け】の内容。
ミドル社員は経験とスキルの積み上げがあり、それはメリットでもありデメリットでもある。
- メリットは純粋にその経験やスキルでお金を稼げるということ。
- デメリットはその経験やスキルが「足枷」となり新たなチャレンジがしづらくなること。
例えば、営業、マーケティング、経理という職種に、英語、ITというスキルの組合せだけでも、①営業×英語、②営業×IT、③マーケティング×英語、④マーケティング×IT、⑤経理×英語、⑥経理×ITといったスキルの進化があるわけだ。
辞める前提なので、所属部署のしがらみなんて関係なしにガツガツ異動希望を出しちゃえばいい。スキルを進化させることが出来そうな部署に異動しちゃえばいい。もし社内にそのようなチャンスがなければ転職しちゃえばいい。
辞める前提だから、その後の人脈形成が出来るかが重要
人的ネットワークは大切な無形資産。
仕事に限らず、人生を豊かに出来るかどうかにも影響する。ビジネスにおいては、特に40歳以降の後半戦において、その人脈は効果を発揮する。
辞める前提での人脈形成のポイントは、面白そうな人かどうか、につきる。
これは気が楽。円滑に業務ができるレベルで他者との関係を維持すればよい。飲み会も最低限の参加でOK。
それよりも、退職後でも繋がり、有益な情報交換が出来そうな相手かどうかだけが、交流を深めるか否かの判断基準。
辞める前提だから、残業しない!
これ超重要。時間の使い方の話。
辞める前提であれば、そしてロジカル系思考の人であれば、自ずと残業しない方へと進むはず。
時間は限りあるリソース
辞める前提で働いているのだから、将来のことを考えると、やるべきことは山積み。なんか雰囲気的に帰りづらいという気持ちでオフィスに留まり、その貴重な時間を浪費するなんてもってのほか。
いいのよ、さっさと帰宅しちゃえば。いずれ辞めるんだから。
そして、それらの行動変容はあなたを効率的で生産性の高いビジネスパーソンに育て、またリタイア後も人生を豊かにしてくれる。
さよなら、残業。

【注意】 ただし、本当に残業での対応が必要なケースはしっかり残業して責任を全うすべし。四角四面に残業NGと言うつもりはない。私は普段は残業しないが、ここぞという時は徹底的にやる。それが同僚の支援であるならなおさら。おかしな話だが、普段残業しない人が同僚のピンチの時に残業してサポートすると、すこぶる評価が上がる。
まとめ
◆ 給料とか待遇面は “そこそこ” でいい
◆ 何をどれだけ学べるかが重要
◆ その後の人脈形成が出来るかが重要
◆ 残業しない
そして、その会社である程度の年月が経ったら…
辞めてもいいし、辞めなくてもよいのだ。
「やっ、辞めんのかーーーい!」と突っこまれそうだが、場合によっては辞めずにその会社に残るのも全然あり。
「辞める前提」で話を進めてきただけで、辞めてくださいとは言っていない。その時の状況で判断すればよい。
マインドセットの差や、スキルの差。
そして人間力の差。
会社に依存せずに生きていこうとする精神的自由。
なので、その会社に残っても上手くいくだろうし、周囲からは、肩の力を抜いて大らかに働いているように見えるだろう。
もちろん、転職しても新しい環境で活躍できる素養は仕上がっていますので、キャリア形成の過程でどんどん転職していけばよい。
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ブログ開設については様々な情報が紹介されているが、私の結論は、
今日はここまで。
では。

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