脱社畜と年収1000万円超えの働き方 | 実体験ブログ

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脱社畜と言っても、「会社を辞めよう」「起業しよう」という話ではありません。

会社員を続けても問題なし。

ただ、思考回路を少し変えていくだけ。

結局のところ 仕事なんて人生の一部でしかないんです。

そんなマインドでも年収1000万円は超えられます。

こんにちは、moric(40代前半、脱力系サラリーマン)です。TOEICスコア 865、IELTSスコア6.5、転職4回。海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在)。今は日系メーカーの海外事業部に勤務。※TOEICは860点を超えたら卒業すべき。その理由は「TOEIC860点最強」をご参照ください。  追記 2023年7月からメルボルンに駐在中

 

日本には「社畜」という言葉があります。

社畜とは、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷と化した賃金労働者の状態を揶揄&自嘲する言葉。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語です。

しゃちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》 会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 ※『デジタル大辞泉』小学館
私自身も20代の頃、社畜のような働き方をしていた時期がありました。

今は違います。

会社員でありながらも、自分の人生を自分でコントロールしている感覚がしっかりとあります。

今回の記事では「脱社畜の働き方」について、課題感、対処法についてご紹介。社畜耐性が強くなっている方に、是非読んでいただきたい内容です。

 

clear-mind

まず、結論。

【結論】会社は利用するもの(間違っても利用されない)

これに尽きます。

働くとは「付加価値の提供」であり「社会への貢献」

決して「会社への貢献」ではありません。

会社という「器」を利用した社会へ貢献です。

「会社を利用すると言われても、雇われてお給料を頂いている身で、それ難しんじゃねすか?」というご意見、あると思います。そのとおり。マインドセットも行動も、簡単ではないです。私も大いに悩みましたし、今でも悩むことはあります。

それでも会社を利用するのです。

 

ー 思考回路 & 注意点 ー

「会社を利用する」という思考回路

「会社を利用する」うえで重要なのは次の通り。

■ 会社に依存しないこと
■ 会社と自分は対等であると考えること

私も社畜時代はそうでしたが、社畜は何でも環境のせいにする傾向にありながらも、会社を飛び出して起業したり転職するという発想はなく、会社への依存体質をもっています。

また、社畜は、会社の下に自分を置き、会社の言うことには従わなければいけないと考えます。そして「会社のいうことを我慢して聞いていれば、最後まで面倒を見てくれる。報われる。」という感覚をもっています。
その思考は危険。
終身雇用や年功序列が崩壊しつつある今、「会社にしがみついていれば何とかなる」という考えはすぐさま捨て去るべきです。
それでは「会社を利用する」という思考回路を育てるためのヒントを3つ、ご紹介します。

65歳の自分をイメージし見えてくるもの

老後を考える女性

日本人の寿命は長い。他国と比較しても長い。

これは幸せなことであると同時に、苦労する面もあります。

もちろん金銭的な問題もありますが、ここでは「その長い時間をどう生きるか?にフォーカスしましょう。

正直、私は30代半ばまでは真剣には考えていませんでした。60歳で定年退職し、65歳まで再雇用制度を利用して嘱託社員として働けば特に問題ない。「あー、私の世代は定年となる年齢も引き延ばされるかな、まぁ、それはそれで別によい。何とかなるかなぁ。」と、そんな感じ。

しかし、ふと周囲を見回すと、会社で楽しそうに働いている「リア充シニア」なんて、そうそういません。

さて、このエピソードが「会社を利用する」事とどう関係するのか?

それは、逆算の考え方

私は今、65歳の自分をイメージし、そこから逆算して、「今」を組み立てようとします。

つまり、65歳以降を生き生きと楽しく過ごすためには、ただ単に(社畜として)会社員生活を続けてはいけません。無計画に過ごすだけでは理想的なシニアライフは実現できない。会社員時代からの戦略的思考&アクションが必要です。

どう生きたいか、どんなスキルが必要か、そして今何をすべきか、次の一手は何か、課題は何か、優先度が高いものは何か、そして諦めるべきはことは何か。

考察と決断の連続。

今、会社員として働いていること自体、その過程における手段の一つで、会社は現時点でお世話になっている「器」でしかないのです。

だから、もし会社での人間関係などに悩み、苦しいくなれば、さっさと辞めればよい。依存することなく、その「器」から出ればよい。「器」を変えればよい。ただそれだけ。

「器」に利用されるなんてイヤですよね。「器」なんだから利用すべき。

苦しみ続け精神的に病んでしまうのは本末転倒。上司や先輩なんて、会社という枠組みの一歩外に出れば、ただのオジサンです。(ちょっと失礼かも…)

結局のところ、自分の将来は今の積み重ねの結果。理想のシニアライフに向けて、勇気を出して、そこに近づける行動をとる必要があります。

転職して見えてくるもの

転職先のオフィス

私はこれまで4回転職しています。野心的考えからの行動と言っていますが、本当は「ただの飽き性」という説もあります。

いずれにせよ転職に対する抵抗感は全くなし。

それに、転職で複数の会社の内部を見ると、客観的視点や養われます。

これは間違いなく、終身雇用社員よりアドバンテージがあります。純粋培養のプロパー社員は、その会社に洗脳されている部分が少なからずあり、社内の常識が他の会社でも当たり前だと思っている節があります。

私もそうでしたが社畜はどうしても視野が狭くなります。住んでいる世界が狭い。

しかし、転職活動をとおして世の中には多くの会社や選択肢が散らばっていることに気づきます。

転職で視野が広がることにより 会社への依存体質は薄まりますそして、自分のスキルや経験の市場価値を測り、給料や待遇を交渉していくため、会社と自分は対等であるとの感覚が強まります

それに転職は多くの出会いを与えてくれます。

素晴らしく有能な同僚に出会い、自分の不甲斐なさを感じることもあります。刺激的。私にとって転職は「旅」と同じ。常に新しい景色を見せてくれます。

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副業収入を作る

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さて、 「会社を利用する」という思考回路を育てるうえで重要なのは、副業収入を作ること

社畜マインドの根幹には「今の会社から離れたら経済的に生活できなくなる」との恐怖心があります。もし今の会社を辞めても経済的に全く困ることがないなら、あなたはもう会社員を続ける必要はありません。

または、続けたとしても攻撃的に働くことが可能です。

今の時代、スモールビジネスで個人が生活するくらいの収入は、正しい努力を正しい期間続ければ誰でも得ることが可能。

私はもう社畜ではありませんが、より精神的自由を高めるため、この「moric blog」を運営し、収益化を進めています。

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「会社を利用する」ときの注意点

注意点を2つ、ご紹介します。

 スキルや戦略は必要

むやみやたらに転職するのは危険。

私は4回転職したといいましたが、軸となるスキルを磨きながら、業界や会社を変えています。決して行き当たりばったりではありません。(たしかに飽き性ではあります…)

この軸となるスキルがポイントで、私の場合それは会計英語

これは大学時代からの一貫しています。学生時代にここまで先読みして会計学や英語を学んだわけではありませんが、結果的に勉強してきたことを運よくフル活用できています。これはただのラッキー。

環境変化が激しい時代においては、丸腰で会社にしがみついて生きてくのはリスキー。社畜としての生き方しか選択できない体になってしまいます。

会社に搾取されるのではなく、会社をとことん利用する側に回るのです。

そのためのは強固なマインドセットと確実なスキルが必要

将来ビジョンをもち、情報収集を重ね、必要とされるスキルを磨き、そのうえで会社との付き合い方を整理しながら精神的な自由を保ち、理想的生き方を実現していく。

どんな業種であっても持っていて損しないスキルは英語です。今すぐ役に立たなくても、将来必ず活用できます。プライベートでも。なぜなら日本の人口減少の流れは変わらず、移民政策の本格化抜きでは日本の国力を維持できなくなるからです。(旅行者だけでなく)多くの外国人が日本にやって来てボーダーレス化がますます進む未来が訪れます。

英語はコスパ最強のスキル。ぜひ次の記事もご参照ください。

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会社での仕事は真摯に取り組む

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当たり前のことですが、今の会社では最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、真摯に仕事と向き合うべきです。

絶対に、手を抜いてはいけません。

どんなに「会社を利用する」というスタンスであっても、お給料をもらっているのは事実。会社で学ぶことも多々あります。様々な経験も積ませてもらえますし、上司や同僚からは有難いアドバイスをもらえます。

会社に身を捧げる必要はありませんが、与えられた環境への感謝の気持ちは大切。

真面目に仕事と向き合うことで信頼も築けますし、そういった人間関係は一生の財産となります。

転職してもそれぞれの会社での上司や同僚と今でもつながっており、たまに食事をして情報交換しています。そういった交流は貴重だと思うと同時に、この関係を維持できているのは、それぞれの会社で、手を抜かずに一生懸命に働いていたからです。

「手を抜かず一生懸命に働く」と言っても、基本的に残業はしません。

どうしても残業が必要な時はする、それ以外は基本しない。そんな感じです。上司の顔色を伺いながらオフィスを出るタイミングをはかるなんてナンセンスなことはしません。

残業せず、プライベートの時間を大切にしつつ、最大限のパフォーマンスを発揮。

バランス感覚は重要。

しっかりとしたポリシーをもちながら、それでいて周囲と調和のとれるバランス感覚を身に着け、他人との摩擦を最小化しながらも、自分らしい生活を維持する。

簡単ではありませんが必要なスキルです。

【社畜とは?】残業やめたら人生が好転した話
残業好きなんていないはずなのに、実際は多くの人が残業しているという現実。日本には「残業 = 頑張ってる」という謎の美徳があるせいでしょうか?私は残業しません。その理由をご紹介します。

 

どのように年収1000万円超えを実現させたのか?

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私は幸運にも40代はじめに年収1000万円超えを実現しました。 ※海外赴任時はさらに額面1.5倍、手取り1.8倍に!

実現するまでに実践してきたことや思考回路をご紹介します。

社会の歪み

まずは、世の中の動きをじっくり観察し、社会に存在する「歪み」を感じ取ることが重要。もっと具体的にいうと、市場における需要と供給の歪みです。

冒頭で、働くとは「付加価値の提供」であり「社会への貢献」とお伝えしました。

社会の「歪み」を補正する商品・サービス・スキルがあるとすれば、それは社会に付加価値を提供することになり、社会貢献につながります。そして、対価(つまり年収アップ)につながります。

これは本当に重要な観点。この社会の仕組みを意識せずに、年収アップを実現することは不可能です。

社会という大きな枠で話しましたが、これは会社単位でも同様です。社内の歪み(つまり必要だけど不足している知識やスキル)を見つけ、それを補正することができれば、あなたがその会社に提供する付加価値は増え、評価につながるはずです。

その歪み関連するスキル

あなたの会社の歪み(需要と供給のアンバランス)がイマイチ把握できず、どんなスキルを磨けばよいかわからない場合は、とりあえず英語力を高めましょう。

繰り返しになりますが、英語力は持っていて損しないスキルです。断言できます。様々な「かけ算」に活用できるものメリット大。詳しくは下記の記事をご参照ください。

【実体験】英語力が将来の選択肢を広げる理由と「年収1000万円の実現」
人口減少が進むと社会の二極化が強まり、何もしていないあなたは貧乏になっていく可能性大。「選択肢を増やすこと」で将来のリスクを軽減するというマインドセットが大切。英語力UPがカギです。

転職しながらスキル磨きと年収アップ

転職することで色んな人と出会い、新たな知見を吸収できます。謙虚にどん欲に「気づき」を積み上げていけば、あなたのビジネススキルは高まります。

もちろん、転職することで年収アップも可能。しかし、ここでも重要なのは需要と供給の歪み。(むやみやたらに転職するのはリスキーで、徐々に年収ダウンする可能性すらあります)

市場動向を観察しながら、どういった業界・業種に自分の知識・スキルが必要とされているかを吟味しましょう。このマッチング作業が転職活動の醍醐味。

このマッチング作業が成功すれば、年収1000万円を最短距離で実現することにつながります。

【実録】オーストラリア勤務を実現するために転職エージェントに登録した話
海外勤務を目指すなら転職サイトに登録しましょう。社内でのチャンス到来を待ってられません。自分の市場価値と需要のあるスキルを理解し、最短距離で海外で働きましょう。

 

まとめ

今回は「脱社畜と年収1000万円超えの働き方」をご紹介しました。

1.「会社を利用する」という思考回路
▶ 65歳の自分をイメージし見えてくるもの → 逆算で今を生きる
▶ 転職して見えてくるもの → 視野を広げる
▶ 副業収入を作る → 攻撃的に働ける
2.「会社を利用する」ときの注意点
▶ スキルや戦略は必要 → 自分のスキルの「軸」をもつ
▶ 会社での仕事は真摯に取り組む → 感謝は大切。でも残業しない。
3.どのように年収1000万円超えを実現させたのか?
▶ 社会の歪み →付加価値につながる
▶ その歪み関連するスキル →迷ったら英語力
▶ 転職しながらスキル磨きと年収アップ →年収1000万円への近道

 

重要なので再掲します。↓↓↓

【結論】会社は利用するもの(間違っても利用されない)

 

言うは易く行うは難し。
心技体、全てで勝負です。

私も未熟で悩むことも多いですが、まだまだ成長していきたいと思います。お互いに頑張りましょう。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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