キャリア形成にも影響をおよぼすTOEIC。
バチクソ重要であるにもかかわらず、間違った勉強方法を続けていてはスコアは向上しません。
しかし、TOEICがメジャーな資格になりすぎてしまったゆえに、TOEICに関する参考書やアプリは山のように存在…。
どういった参考書や問題集を選ぶかはとても大切です。
今回は、TOEICスコアを800点台に最短で到達させたい人に向けに、おすすめの英単語帳&問題集の紹介と、勉強法についてご紹介します。
今回は、こんな人に読んで頂きたい記事です。
◆ TOEIC試験に向けてどんな学習教材を使うべきか悩んでいる人
おすすめの教材は、TOEIC英単語の神本である「金のフレーズ」と”一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会”が発行する「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」。迷ったらとりあえずコレ!
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
通称「金フレ」。TOEIC界では非常に有名な単語帳で、本書を購入したほとんどの人から高評価を受けています。
高評価の理由は「実際にTOEICに出てくる英単語」が収録しているからで、著者のTEX加藤さんは本書を執筆するまでにTOEICを8年間で合計80回以上を受験。そして、ほぼ毎回、990点の満点を取得。もう変態です。そして信頼性抜群。
この「TEXファイル」をベースに「金フレ」が作られています。TOEIC満点保持者のノウハウの全てを凝縮した一冊なのでこれを使って勉強すれば、スコアアップにつながるのは納得。つまり無駄がない。よって使わないという選択肢もない。
「金フレ」の内容について
金フレには合計で1000語が収録してあります。
730点レベル: 加速の300語
860点レベル: 飛躍の200語
990点レベル: 頂点の100語
この一冊でTOEIC頻出単語を全てカバーしているわけです、はい。
今のTOEICスコアが500点以下なら → 銀フレ
もしあなたがTOEIC500点以下のスコア保持者であれば、申し訳ございません。 残念ながら「金フレ」はまだ早いです。
その代わりに「銀のフレーズ(銀フレ)」。
コンセプトは「最短ルートで600点を目指す」。(500~600点に到達したら「金フレ」にシフト!)
「金フレ」を使った英単語の勉強法
情報が美しく整理されているのが「金フレ」の特徴。英単語を覚える際に「反復学習」は避けることができないプロセスですが、その整理された情報のおかけで、暗記作業をストレス少なく続けることができます。
「金フレ」のページ構造がシンプルで秀逸。
右ページ: 英単語+日本語訳
使い方は人それぞれですが、私がオススメする「金フレ」活用方法は次のとおり。
基本的にはコレだけ。いたって普通でシンプル。
重要なことは「質の高い教材を使って、反復学習する」ということ。
英単語の学習に近道はありません。巷には様々な学習方法やアプリなどが存在しますが、色々と手を出し過ぎるのは危険。結局どれも記憶が定着しません。
なお「金フレ」には特典で無料音声ダウンロードが付いてきます。単語を覚えると同時に正しい発音も覚えると、リスニングテストに効果的。「abceed analytics」という無料アプリをスマホへダウンロードして通勤時などのスキマ時間に学習できます。
記憶を定着させる方法
記憶を定着させるために英単語学習は、寝る前に暗記 + 次の日の朝に復習 がオススメ。
「眠らないと記憶は定着しない」とよく言われていますが、「海馬」が寝ている間に情報や記憶を整理しながら保存しているそうです。そして「海馬」は睡眠直後からさかのぼって記憶を保存するのです。寝る直前の記憶を一番覚えているのはこの為。
つまり寝る直前にYouTube動画やTwitter見てるとが、それまで勉強したことが上書きされちゃいます。気をつけましょう。
「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」
TOEICを受験する全ての方にオススメできるのが、「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集(以下「公式TOEIC問題集」)」です。
上の写真は実際に私が使用していたものですが、解答用紙も本番同様のフォーマットで模擬試験としては最適。
1冊の公式問題集に、テスト2回分の問題(計400問)が収録されています。
「公式TOEIC問題集」には「1 ~ 10」までの計8冊があり、最新版は「10」※2024年2月時点
TOEIC勉強は模試に始まり模試に終わる と私が勝手に言っていますが、模試を制する人がTOEICを制するのは事実。
TOEICは「慣れ」が大きくスコアに影響するからです。
どんな資格試験でも本番と同じ形式の問題集を解くのは最重要。まず試験の傾向を知らないことには対策もできません。
① 傾向を知る → 勉強の方向性が分かる
② 時間配分がわかる →本番で全問解くコツが分かる
③ 自分の弱点がわかる → 効率的に学習できる
初めてTOEICを受験する場合でも「公式TOEIC問題集」は必須。とにかくTOEICという試験の傾向を知らないことには始まりません。他にも模試形式の参考書はありますが、オススメなのはやはり「公式」。
理由は、公式ゆえに高品質で本番とのズレがない。
「公式TOEIC問題集」には「1~10」までの計10冊ありますが、比較的新しいバージョンを最低でも2冊は取組むべきです。1冊だけではTOEIC試験の流れを理解しきれないから。
「公式TOEIC問題集」の解きまくりには効果があります。前述のように、TOEIC傾向を理解しながら、同時に実戦の問題から学べるわけですから。
注意点としては、最新版の「公式TOEIC問題集」+ ひとつ前の版 を入手すること。
一見、古いバージョンも同じような内容に見えますが、TOEIC試験の難易度の変化や最新の傾向を知る意味でも新しいバージョンを使用すべきです。(古い公式問題集はTOEICが難しくなる前の問題が掲載されています)
ただでさえ、多忙な中での試験勉強となると思いますので、教材は最も効率的に学習できるものを使用してください。そこはケチってはいけません。
「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」を使った勉強法
ポイントは、たった一つ。
これだけは必ず守ってください。TOEIC試験は数をこなせば徐々に慣れていき、スコアも上がっていくことが多いですが、とにかく時間が足りません!
時間的感覚に慣れることが非常に大切。
とにかく時間が足りない!ということを体に叩き込むためにも、模試に取組む際は必ず時間を計ってください。(面倒くさいし、集中力も必要なのでイヤな気持ちはよく分かりますが…、マストです)
時間を計る以外は、特に留意する点はない。好きなように使ってください。
他の試験勉強と同様に、自分が間違った場所をしっかり理解し、次回同じ問題を解く際に間違いないようにするのが王道。
TOEIC初級者はトレーナーの活用もあり
800点超えを目指しているが、なかなか500~600点台 からジャンプアップできない場合、学習の方向性が間違っている可能性が高いです。今の学習の延長線上で800点を望むことが難しいと感じる時は、プロの力を借りましょう。
でも大変リーズナブルなのでご安心を。私がオススメするのはTOEICに特化したオンライン英会話「KIRIHARA Online Academy」
TOEICに特化したオンライン英会話「KIRIHARA Online Academy」
「勉強しなきゃいけないけれど、やり方がわからない…。」 昔の私もそうでした。独学よりも圧倒的に効率性の高い学習スタイルが身につきます。出版社「桐原書店」が開発のTOEIC・英検に特化したオンライン学習プラットフォーム「KIRIHARA Online Academy」
・オンライン英会話業界初!TOEIC・英検対策のための本格的なカリキュラムを準備
・英語の教材や教科書開発に50年以上の歴史を持つ、桐原書店が開発
・オンライン英会話ワールドトークが抱える、人気の日本人講師がマンツーマンサポート
・カリキュラムの監修はカリスマTOEIC講師の早川幸治(Jay)先生
TOEIC®L&Rテスト730点突破コース
まとめ
※今のTOEICスコアが500点以下なら「銀フレ」
・記憶を定着させには、寝る前に暗記 + 次の日の朝に復習
・「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」での学習はマスト
✓ 本番とのズレがなく、本番の全体像がつかめる
✓ 最新版を使う(難易度変化や最新傾向を把握するため)
✓ 必ず毎回時間をはかる(本番は時間との戦い!)
・TOEIC初級者はトレーナーの活用もあり
✓ オススメ:TOEICに特化した「KIRIHARA Online Academy」
単語帳や問題集を何周も取組むには忍耐力がいります。
英単語は「覚える→忘れる→覚える→忘れる→覚える…」を繰り返すしか身に着ける手段はなく、問題集を解くことでしか試験本番に対応することは出来ません。
私はこれまで4回ほど転職していますが、その都度TOEICスコアを有効活用してきました。認知度の高いTOEICは高スコアをもっていて損はないです。
それから、TOEICと英会話の学習を同時に進めることをオススメします。なぜならインプット【TOEIC】とアウトプット【英会話】の相乗効果が期待できるから。
そもそも英語はコミュニケーションツール。TOEICで高スコアをとって英語力も上がったのに、英会話力を高めないのはもったいない!海外旅行のハードルも下がり、もちろん仕事でも活用でき、英語を話せるだけで新しい世界が広がります。
今、僕たち私たちには「オンライン英会話」があります。活用しない手はありません。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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