社畜から解放された!シドニー移住で実感した“普通の働き方”と人生の余白

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「おっ、もう18時!? そろそろ自分の仕事するかな 」 ※【注意】就業時間 9:30~18:00

これ、30代のときの私。社畜やん♪

 

こんにちは、シドニー在住の平凡会社員 moric です。TOEICスコア 865、IELTSスコア6.5 / 転職4回 / これまでの海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在) ※TOEICは860点を超えたら卒業すべき。その理由は「TOEIC860点最強」をご参照ください。

30代の頃の私は、意味不明な会議だの、上司からの依頼ごとだの、部下からの相談などで、あっという間に18時。

そこから自分の仕事に取りかかるわけで。そうすると会社を出るのは21時とか22時になるわけで。そこから「一杯だけ飲んで帰るか」って上司からのお誘い。「おい、頭おかしいんか」と言いたかったあの頃(遠い目)

でも当時はそんなんがデフォルト。

THE・社畜(ジ・シャチク)

なぜ、サラリーマンは残業しがちなのか?(どうして上司や同僚より先に帰ることに対して後ろめたい気持ちがあるのか?)

それは、日本特有の「雇用」のあり方にその理由がある。

 

メンバーシップ型雇用

メンバーシップ型はどうしても会社への帰属意識が高くなってしまい、「社員全員で会社を成長させる」的な意識が強い。

そのため上司や同僚が夜遅くまで働いている中で、自分が先に帰宅することに、後ろめたさを感じてしまう。

一方で、欧米で主流の「ジョブ型雇用」は、自分の責任範囲のタスクをきっちり終わらせていれば、さっさと帰宅しても全く問題なし。追記 現在はシドニーで働いているが全くそのとおり。

そもそもそういった雇用契約となっているため、ワークライフバランスを維持しやすい。

「メンバーシップ型」と「ジョブ型」については、それぞれメリット&デメリットがあるが、残業に関しては、間違いなく「メンバーシップ型(日本で主流)」のデメリットが大きい。

日本の「残業 = 頑張ってる」みたいな ”謎の美学”は、この「メンバーシップ型雇用」に起因している。

 

ブラック

ここに残業に関するデータがある。

大手転職エージェントのDODAが15,000人を対象に調査した平均残業時間で、結果は次のとおり。

平均 20.8 時間/月
最少 10.5 時間/月(設計・施工監理/コンストラクションマネジメント)
最多 38.3 時間/月(医療事務アシスタント/秘書/受付)
出典: doda「 平均残業時間ランキング【最新版】」

どうでしょう? 意外に少ない? 意外に多い?

私にとっては「20.8時間/月」は多すぎ。

ちなみに私は今、残業しません

基本、業務終了時刻から30分以内にはオフィスを出る。そういうポリシーでやらせていただいておりやす。

もちろん、トラブル発生時や業務ピーク期には同僚とともに対応し、遅くなることもあるが、そういったケースは年に10回程度。(ちゃんとカウントしたこたないけど)

通常走行時は、残業ゼロ

そこで今回は、残業しない私の視点で「残業」という悪しき文化について、好き勝手に書いてみたいと思う。

脱・残業!!
脱・社畜!!

 

 

残業をしてはいけない本当の理由

同僚と残業

私が考える残業をしてはいけない本当の理由は、

「時間」は 次のステップへの、貴重なリソースだから!

 

まず認識すべきは、「時間」は誰にでも平等に与えられた貴重なリソース、ということ。

イーロン・マスクがどんなにお金を払っても1日24時間という「時間」を増やすことはできない。そしてイーロン・マスクもいつかは人生の終わりをむかえる。

「時間」は公平で平等

この平等に与えられた時間をどう使うか? は人それぞれ。

よって不必要な「残業」によって会社に時間を奪われている場合、「人生における損失」に対してもっと敏感になるべきである。

どんなに厳しく、ストレスフルな職場環境であっても、就業時間内であれば精一杯頑張るべきだが、 残業であなたの貴重なリソースである「時間」まで奪われるようであれば、改善に向けたアクションを起こす必要がある。

「時間」は、あなたの人生における次のステップへの貴重な「準備の時間」

 

例えば、英会話スキルを高めるために仕事終わりに英会話スクールに通いたくても、毎日残業では実現できない。また子供と一緒に夕飯を食べられないことが将来の親子関係に影響を与えることも考えられる。

そして「時間」は有限

そう考えると「残業したくないのは甘え」ではなく、「思考停止状態に陥って、何も生み出さない残業を続けている方が甘え」と言える。

 

 

残業沼から抜け出す方法

もし、あなたの上司が残業を強要するようであれば、その上司は無能でポンコツ。断言できる。

管理職者である上司は、あなたの能力を理解し、業務の質と量を把握し、適切な役割を各チームメンバーに与え、チームとしての生産性を高める責任がある。

もし【チームの業務量 チームのマンパワー】であれば、人的リソースを見つけ出し、チームに投入するのが上司の役割。

そうは言っても仕事がたくさんありすぎ&人材不足で、上司にもどうすることもできない?

その場合は、上司の上司が無能なだけ。

こうやって上に辿っていくと、最終的には社長が無能ということになる。ポンコツ社長である。

よって、あなたが働いている会社が企業風土的に残業推奨しているようであれば、早急に転職を考えるべき。

会社が変わるのを待つより、自分が変わる方が(転職する方が)手っ取り早い!

 

 

会社に依存する危険性 と 人生戦略の重要性

会社への依存

会社に依存することのリスクを考えたことあるだろうか?

日本を代表する企業であるトヨタ自動車でさえ「終身雇用を守っていくのは難しい」と社長がコメントしたのを覚えている。トヨタが無理なら他全部無理よ。

つまり、「個」のスキルが重要な時代になり、あなたが今勤務している会社内での昇進昇給を目指した取組みだけでは、今後リスクが高まるということである。

明日、会社が経営破綻しても、明日あなたが解雇されても、今後も家族を養い生活を維持できるだけのスキルが必要ということ。

そういったスキルアップに必要なのは時間。

お金も必要だが、社会人にとっては圧倒的に「時間」の方が重要。

それは日々忙しい毎日を過ごしているあなたが一番わかっているはず。

risky

残業はその重要な「時間」を奪っていく。あなたは「スキル磨きのための時間」や「次のステップへの準備時間」を奪われている。

会社が傾いたとき、あなたはその会社と心中する選択肢しか残されていな。それ社畜やん。

 

会社側の視点で見ると、会社はそういった「社畜」を育てることにより、無理のきくリソース、サービス残業してくれる人的リソースを確保しようとしている一面もある。

それでも、終身雇用が維持できているうちは、まあまあOKよ。

何はともあれ定年退職まで会社が面倒見てくれるし、年金もあり、寿命もそれほど長くなれければ、悩むことなく人生を終えることができる。

しかし、これからはどうよ?
これまでのシナリオは総崩れ。

人生100年時代と言われるほど寿命は延び、しかし終身雇用は明らかに崩壊中。年金もあてにならない。さらには、政府が会社員に副業を勧める始末。(これが何を意味しているかはご認識のとおり)

だからこそ、残業なんてせず、あなたの人生戦略に基づいた、次のステップへの準備にその「時間」を使うことが重要なのである。

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残業から解放されたら何をすべきか?

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転職して残業沼から抜け出し「時間」を確保できたあなた、おめでとうございます!

さて、”次のステップ” に向けて、その時間で何をしましょう?

”次のステップ” を明確にイメージできない場合、私がオススメするのは2つ。

「英語」「副業ブログ」
英語をおすすめする理由
・日本の人口減少によるグローバル化の流れは不可逆的
・基本、日本人は英語が苦手(つまり希少性を高められる)
・他のスキルとの「かけ算」として、相性が良い

英語が苦手でも大丈夫よ!
どうせ無料の体験レッスンだし(笑)
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副業ブログをおすすめする理由
・これまでの社畜経験でさえコンテンツに生まれ変わる
・会社員の副業として、ブログ運営は相性が良い
・初期費用がほとんどかからない
・失敗しても借金を背負うことはない

英語副業ブログについては、この「moric blog」で様々な記事をアップしているので参考にしてほしい。

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まとめ

me-time

今回は「残業」と「時間」について、私なりの考え方をご紹介しました。

・残業をしてはいけない理由
→「時間」は 次のステップへの貴重なリソースだから
・残業沼から抜け出す方法
→ 上司のマインドは変えられないから自分が変わる(転職!)
・会社に依存する危険性 と 自分の軸を持つ重要性
→ 会社に依存することがリスクの時代到来
・残業から解放されたら何をすべきか?
→ ズバリ「英語」と「副業ブログ」

 

私は平凡サラリーマンですが、常日頃から大切にしていることは自分の「軸」を持つこと。

日系企業でメンバーシップ型で雇用されている身なので、協調性は重要。しかし会社での仕事は私の人生のほんの一部で、退職してからの人生もそこそこ長い。老後資金も必要。家族との時間も趣味の時間も大切。健康第一。

ブレない「軸」がないと、人生をコントロールできない!

私が「残業しない」のも、私の「軸」の一つ。

一度きりの人生ですから、何を大切にし、何の優先度を上げて生活するかは重要である。

「あなたの時間」と「あなたの」について真剣に考えてみることをオススメする。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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