【衝撃】早期退職するとボケる | 私がFIREよりFIROを目指す3つの理由

FIRE-FIRO働き方・転職

※アフィリエイト広告を利用しています。

 

「FIRE(ファイア)」: 早期退職して自由気ままの生活を謳歌。

バチクソ面倒な資料作成や会議もない。
完全ストレスフリー。
昼間っからジムとか行っちゃったりして。

羨ましく聞こえるかもしれませんが、… 間違いなくボケます。

スミマセン「間違いなく」は言い過ぎました。高確率でボケます!

よって私は断然「 FIRO(ファイロ)」※FIROは後ほど解説

 

こんにちは、オーストラリア在住の平凡会社員 moricです。TOEICスコア 865、IELTSスコア6.5、転職4回。過去の海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在)。※TOEICは860点を超えたら卒業すべき。その理由は「TOEIC860点最強」をご参照ください。

 

今回は、

  • 早期退職のリスク(ボケる?)
  • 小心者の私がFIREよりFIROを目指す理由
  • FIROを目指した副業と投資のすすめ

などについて解説します。

 

なぜ早期退職するとボケる?

second-life

ニューヨーク・タイムズ紙は「the Journal of Economic Perspectives」に掲載された研究を紹介しました。その研究とは被験者に一連の言葉を覚えてもらう記憶力テストで、早期リタイアを勧めている国を含め様々な国籍の人が参加。

結果、早期リタイアした人の方が驚くほど成績が悪かったのです。

精神的な刺激や学ぶ機会を早く手放すと、それだけ早く認知力が低下するようです。つまり記憶力のような認知力を維持したいのであれば、「活動的であり続けた方がよい」ということです。

この研究結果が正しければ、40代で早期退職する場合などはよほど明確なライフプランがなければ(学びややりがいを感じられる機会がなければ)早期に認知力が低下し始めるリスクがあります。

働くって大切なんですね。宝くじで高額当選したらさっさとリタイアしようと思っていましたが、考え直します。

「適度なストレス常に学ぶ姿勢はボケ防止に有効」という結論。

 

早期退職、FIRE、FIROの違い

firo

「ボケるなんてイヤ、早期退職なんてするもんじゃない。」最近よく耳にする「FIRE(ファイア)」も同様。そして「FIRO(ファイロ)」というのもあります。※ちなみに私は「FIRO」を目指しています。

違いは次のとおり。

  •  早期退職: 退職後は退職金と将来受け取る公的年金や貯金などを元手に、少しずつ切り崩しながら生活していく。
  •  FIRE:「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立、早期退職」を意味する言葉。毎年の生活費を資産運用によってまかなうことで、仕事や会社に依存することなく経済的に自立した状態で、リタイヤすることを指す。
  •  FIRO:「Financial Independence, Retire Optional」とは、「経済的自由、選択的退職」のことを指す。つまり、「本業はあるが、いつでも退職できる」という選択肢を常に持つことを目指すライフスタイル。

 

小心者の私が「FIRO」を目指す3つの理由

仕事が嫌いなわけじゃない、辞めたくもない。
では、なぜ私はFIROを目指すのか?

その理由は3つ。

人生100年時代を平凡サラリーマンのままでは乗り切れない

通勤時間の駅

普通の会社員が定年退職して老後を豊かに過ごすことが難しい時代になりました。

悲しいのは、リタイア後にようやく時間に余裕ができ好きなことに時間を使える状況になるのに、金銭的問題がボトルネックで行動が制限されてしまうこと。

以前のように会社員として定年まで勤め上げれば、その後は退職金と年金で悠々自適な暮らしが待っていると楽観的に考えるのは、もう危険。(遠い目)

これからは年金はあてにしない将来設計が必要で、年金は「貰えたらラッキー」くらいに考えておいた方が無難。残念ながら日本はそんな国になってしまいました。

人口減少の加速、経済成長の鈍化、自然災害、疫病、戦争…、リスクには事欠きません。リスクを把握した上で、悲観論に基づいた保守的な将来計画が老後生活の安定化に繋がると考えたりします。

つまり、(自分に言い聞かせてますが)会社に依存しきった思考停止の平凡サラリーマンには豊かなシニアライフを実現することは不可能で、これまでとは違うマインドセットが必要ということです。※FIROや副業につながります

 

FIROを意識したスキル磨き

スキルフルな人材

よほど意識高い系でない限り、人間は楽な方へ楽な方へ進んでいきます。特に大企業に入り十分な給料がもらえている人は「このまま今の会社にいれば安泰」と考えてしまいがち。人間だもの。

しかし今や大企業でもバンバン倒産する時代。倒産しないまでも、人員削減や他社への売却も日常茶飯事。

2020年頃から始まった新型コロナ感染症拡大の影響でこれまで想像できなかった環境変化が起こり、それは企業活動にも多大な打撃を与えました。2022年のロシアのウクライナ侵攻もそうです。

想定外のことが起きる世の中。それにもかかわらず一つの会社内での処世術しか知らない。リスクでしかありません。

私は転職推進派ですが、それはリスクに対する警戒感が人一倍強い小心者であるがゆえ。そして環境変化に耐えうるマインドセットを実装したいから。

幸運にも転職によって年収UPを実現できていますが、それは結果論でしかないです。

【実録】オーストラリア勤務を実現するために転職エージェントに登録した話
海外勤務を目指すなら転職サイトに登録しましょう。社内でのチャンス到来を待ってられません。自分の市場価値と需要のあるスキルを理解し、最短距離で海外で働きましょう。

 

会社に依存しないマインド

ゆっくりした時間が流れるビーチ

FIRO:「経済的自由、選択的退職

いつでも辞められるけど、あえて辞めないという会社員は強い。

ワガママな同僚や苦手な上司にも臆することなく対峙できます。お付き合い残業も不要。有給休暇もしっかり取得。常に余裕のあるスタンス。(だって、いつでも辞められるから)

結果、仕事のパフォーマンスも上がります。
肩の力が抜けてるから

FIROを意識してスキルを高めた結果、会社での存在価値が高まり、早期退職しようとしても慰留されるかもしれません。

その場合は、その状況を待遇交渉に利用すればよいです。年収UPにつなげ、早期退職のトリガーを引くのを少し先送りしてガッツリ稼げばよい。

手持ちの「選択肢」や「駆引ツール」を持っておくことが大切です。

 

FIROを目指した副業と投資のすすめ

side-business

FIROを目指す場合、副業投資は必須。

副業については、昨今の政府の働き方改革も相まって副業を解禁する企業も増えてきました。公務員でさえも副業OKの流れ。

裏を返せば、もう企業が社員の面倒をみきれないってことです。

副業で収入源を多角化しておくことは大切。
リスクヘッジになります。

私はこの「moric blog」を収益化していますが、副業をするメリットは収入面だけでなく、客観的に本業を見ることができ、その結果ストレス軽減にもつながると考えています。

ちなみに、会社員の副業として「ブログ運営」はオススメ。ブログはストック型ビジネスで、うまく育てれば不労所得となります。またYouTubeと違い、顔出し不要ですので、会社員をしながらの副業として相性抜群。  補足「ストック型ビジネス」とは一度仕組化をすればそのあとは自動でお金が入ってくるようなビジネス

ストック型ビジネスの欠点は時間がかかること。

育つまでに時間がかかる。即効性がないのです。だからこそ、安定して毎月お給料が振り込まれる会社員の副業として最適です。(無職だと収益化できるまで待ってられません。焦りがエグイ。)

【駐在員・駐妻必見】海外での副業はブログが最強!| 5つの理由
会社に依存するのは危険。しかし会社員は自由な時間が限られています。そこで通勤時などの隙間時間を使ってブログ記事を執筆しで、収益化することをオススメします。会社員の副業にブログがおすすめな理由を解説。

もう一つ、FIROを目指すうえで重要なのは「投資」。

投資抜きではFIROは語れません。銀行に預金しても利子なんてなしも同然。昔は定期預金で7%とか利子がついていたようですが。(遠い目)

結論: お金にも働いてもらう

私はほとんどの資産を株式で保有しています。

現在の構成比は【米国株53%|日本株39%|現預金8%】

以前はFXもやっていましたが、今は株式メインに落ち着きました。(FXはほぼギャンブルと知りました…)

米国株は個別銘柄も保有していますが、主にはアメリカの資産運用会社Vanguard社ETF(Exchange Traded Fund|上場投資信託)であるVTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)。手堅い運用です。

ちなみに、コロナ禍の株価激動の波に乗り予想外の収入を得たため、我が家2台目の車を購入できました。パチパチパチ。

FIRO目指すなら、転職と副業を組み合わせる!【ただ今実践中】
転職と副業、どっちがオススメでしょうか? 実はこの二つは比べるものではありません。「組み合わせる」が正解。そして「FIRO」を意識しましょう。きっと人生の景色が違って見えます。

 

早期退職優遇制度を意識する

early-retirement

あなたが勤めている会社に早期退職優遇制度があれば(または将来的に導入される可能性があれば)若い時からその制度を意識しておくことをオススメします。

早期退職優遇制度とは自らの意思で通常よりも早く退職する制度で、多くの場合、割増退職金や再就職支援などのメリットがあります。

FIRO / FIREを目指す場合、実際に早期退職する最良のタイミングになります。

早期リタイアを考えるあなたに再就職支援は不要ですが、割増退職金は魅力的。

普通に辞めるより、その制度に乗っかるだけで、通常以上の退職金があなたの口座に振り込まれるわけですから。

その割増退職金を投資にまわしてもよいですし、副業の規模拡大に活用するのもあり。重要なのは退職前からそのプランをしっかり固めておくこと!

 

 

FIROと海外駐在

overseas

私はFIROを目指しながら、海外駐在を繰り返しています。

運が良いとしか言いようがありません。

FIROと海外駐在には深い関係性があり、両方とも私が考える「最強の働き方」につながります。

海外駐在のメリットは次のとおり。
海外駐在のメリット
■ 差別化が図れる(市場価値UP)
■ 語学上達(異文化理解も)
■ 子供への多様性教育(未来への投資)
■ 住宅費補助(貯蓄加速!)
確かに海外赴任は限られた「枠」なので簡単に辿り着くことはできません。
しかし一度経験できれば、あなたには海外フラグが立ち、グローバル事業での活躍が期待されるようになります。2回目以降の海外駐在も目指せます。

海外フラグを利用すれば、会社員という基本会社の人事発令によって左右される人生を、ある程度コントロールできるようになります。

金銭的にも海外駐在のメリットは大きいため、FIROまでの道のりを短縮できます。

その他、もちろん英語をはじめとする語学力は向上しますし、家族帯同の場合は日本国内ではできないような貴重な経験や教育を子供に与えることが出来ます。しかも会社のお金で。



とにかく初回の海外赴任のチャンスを得ることが重要。

【実体験ブログ】海外駐在は転職してでも挑戦する価値あり | 年収アップ可能
私が最強と考えるサラリーマンとしての働き方(キャリアパス)は海外駐在。年収アップにもつながります。帰国後の転職にも有利。チャレンジする勝ちありです。

 

まとめ

early-retirement

■なぜ早期退職するとボケる?
適度なストレスと常に学ぶ姿勢は、ボケ防止に有効
■早期退職、FIRE、FIROの違い
早期退職:退職金と年金と貯金を切崩して生活
FIRE:経済的自立、早期リタイア
FIRO:経済的自由、選択的リタイア
■FIROを目指す3つの理由
1.人生100年時代を平凡サラリーマンでは乗り切れない
2.FIROを意識したスキル磨き
3.会社に依存しないマインド
■FIROを目指した副業と投資
会社員の副業はストック型ビジネスの「ブログ運営」がオススメ
■早期退職優遇制度を意識する
割増退職金で最良のタイミング
FIROと海外駐在
「最強の働き方」につながる
会社への依存度を抑え自分で人生をコントロールしたいのであれば、FIROを目指し、副業・投資・海外駐在などを組み合わせながらキャリア形成していくことが大切。

海外駐在を目指すなら、とりあえず英語力は高めておきましょう。

海外在住者発|中学英文法と「音読」でオンライン英会話の効果を爆上げする方法
オンライン英会話は神サービス! でもオンライン英会話だけやっていても残念ながら上達しません。中学の英文法と音読を組み合わせることで劇的な効果を得られる方法を紹介します。

楽をして老後の不安を減らせるわけはなく、戦略的思考継続的努力が不可欠です。

楽な人生などありませんから。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました