FIRE vs FIRO|早期退職後にボケる?FIROを選んだ理由とそのメリットを解説

FIRE-FIRO働き方・転職

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「FIRE(ファイア)」: 早期退職して自由気ままの生活を謳歌。

バチクソ面倒な資料作成や会議もない。
完全ストレスフリー。
昼間っからジムとか行っちゃったりして。

羨ましく聞こえるかもしれないが、… たぶんボケる。

よって私は断然「 FIRO(ファイロ)」※FIROは後ほど解説

 

こんにちは、シドニー在住の平凡会社員 moricです。TOEICスコア 865、IELTSスコア6.5、転職4回。過去の海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在)

 

今回は、

  • 早期退職のリスク
  • 小心者の私がFIREよりFIROを目指す理由
  • FIROを目指した副業と投資のすすめ

などについて解説する。

補足 今はシドニーで現地採用の会社員として働いているが、東京で働いていた時からFIROを目指していた。海外移住して急に「これからはFIROや!」とか言い始めたわけではない。(そんなことより早くFIRO教えろや!ってことですよね…)

 

なぜ早期退職するとボケる?

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ニューヨーク・タイムズ紙は「the Journal of Economic Perspectives」に掲載された研究を紹介した。その研究とは被験者に一連の言葉を覚えてもらう記憶力テストで、早期リタイアを勧めている国を含め様々な国籍の人が参加。

結果、早期リタイアした人の方が驚くほど成績が悪かったのだ…

「精神的な刺激」や「学ぶ機会」を早くに手放すと、それだけ早く認知力が低下するようだ。つまり記憶力のような認知力を維持したいのであれば「活動的であり続けた方がよい」ということ。

この研究結果が正しければ、40代や50代で早期退職する場合は、よほど明確なライフプランがなければ(学びややりがいを感じられる機会がなければ)早期に認知力が低下し始めるリスクがある。

働くって大切なんやなぁ。宝くじで高額当選したらさっさとリタイアしようと思っていたが、考え直すことにする。

「適度なストレス常に学ぶ姿勢はボケ防止に有効」という結論。

 

早期退職、FIRE、FIROの違い

firo

最近よく耳にする「FIRE(ファイア)」は早期退職と似て非なるもの。そして「FIRO(ファイロ)」というのもある。※ちなみに私が目指しているのが「FIRO」

違いは次のとおり。

  •  早期退職: 退職後は退職金と将来受け取る公的年金や貯金などを元手に、少しずつ切り崩しながら生活していく。
  •  FIRE:「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立、早期退職」を意味する言葉。毎年の生活費を資産運用によってまかなうことで、仕事や会社に依存することなく経済的に自立した状態で、リタイヤすることを指す。
  •  FIRO:「Financial Independence, Retire Optional」とは、「経済的自由、選択的退職」のことを指す。つまり、「本業はあるが、いつでも退職できる」という選択肢を常に持つことを目指すライフスタイル。

 

 

小心者の私が「FIRO」を目指す3つの理由

仕事が嫌いなわけじゃない、辞めたくもない。
では、なぜ私はFIROを目指すのか?

その理由は3つ。

 

人生100年時代を平凡サラリーマンのままでは乗り切れない

通勤時間の駅

普通の会社員が定年退職して老後を豊かに過ごすことが難しい時代になった。

悲しいのはリタイア後にようやく時間に余裕ができ好きなことに時間を使える状況になるのに、金銭的問題がボトルネックで行動が制限されてしまうこと。

以前のように会社員として定年まで勤め上げれば、その後は退職金と年金で悠々自適な暮らしが待っていると楽観的に考えるのは、もう危険。(遠い目)

これからは年金はあてにしない将来設計が必要で、年金は「貰えたらラッキー」くらいに考えておいた方が無難。残念ながら日本はそんな国になってしまった。

これは私がシドニー移住を決断した理由の一つでもある。

人口減少の加速、経済成長の鈍化、自然災害、疫病、戦争…、リスクには事欠かない。リスクを把握した上で、悲観論に基づいた保守的な将来計画が老後生活の安定化に繋がると考えたりする。

つまり、(自分にも言い聞かせているが)会社に依存しきった思考停止の平凡サラリーマンには豊かなシニアライフを実現することは不可能で、これまでとは違うマインドセットが必要ということ。※この考え方はFIROや副業につながる。

 

FIROを意識したスキル磨き

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よほど意識高い系でない限り、人間は楽な方へ楽な方へ進んでいく。特に大企業に入り、現在十分な給料がもらえている人は「このまま今の会社にいれば安泰」と考えてしまいがち。人間だもの。

しかし今や大企業でもバンバン倒産する時代。倒産しないまでも、人員削減や他社への事業売却も日常茶飯事。

2020年頃から始まった新型コロナ感染症拡大の影響でこれまで想像できなかった環境変化が起こり、それは企業活動にも多大な打撃を与えた。2022年のロシアのウクライナ侵攻もそう。

想定外のことが起きる世の中。それにもかかわらず一つの会社内での処世術しか知らない。そんなんリスクでしかないやん。終身雇用制度の負の遺産。まじリスク。

私は転職推進派だが、それはリスクに対する警戒感が人一倍強い小心者であるがゆえ。そして環境変化に耐えうるマインドセットを実装したいから。

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会社に依存しないマインドって?

ゆっくりした時間が流れるビーチ

FIRO:「Financial Independence, Retire Optional」 「経済的自由、選択的退職

いつでも辞められるけど、あえて辞めない会社員は強い!

ワガママな同僚や苦手な上司にも臆することなく対峙できる。お付き合い残業も不要。有給休暇もしっかり取得。常に余裕のあるスタンス。(だって、いつでも辞められるもん)

結果、仕事のパフォーマンスも上がる。
肩の力が抜けてるから。

FIROを意識してスキルを高めた結果、会社での存在価値が高まり、早期退職しようとしても慰留されるかもしれない。

その場合は、その状況を待遇交渉に利用すればよいのである。年収UPにつなげ、早期退職のトリガーを引くのを少し先送りしてガッツリ稼げばよい。それだけのこと。

手持ちの「選択肢」や「駆引ツール」を持っておくことが大切。

 

FIROを目指した副業と投資のすすめ

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FIROを目指す場合、副業投資は必須。

副業については、昨今の政府の働き方改革も相まって副業を解禁する企業も増えてきた。公務員でさえも副業OKの流れ。

裏を返せば、もう企業が社員の面倒をみきれないってことよ…

 

副業で収入源を多角化しておくことは大切。
リスクヘッジ。

私はこの「moric blog」を収益化しているが、副業をするメリットは収入面だけでなく、客観的に本業を見ることができ、その結果ストレス軽減にもつながっている。

ちなみに、会社員の副業として「ブログ運営」はオススメ。ブログはストック型ビジネスで、うまく育てれば不労所得になる。またYouTubeと違い、顔出し不要なので、会社員をしながらの副業として相性抜群。  補足「ストック型ビジネス」とは一度仕組化をすればそのあとは自動でお金が入ってくるようなビジネス

ストック型ビジネスの欠点は時間がかかること。

育つまでに時間がかかる。即効性がない。だからこそ、安定して毎月お給料が振り込まれる会社員の副業として最適なわけ。(無職だと収益化できるまで待ってられない。焦りがエグイ…)

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もう一つ、FIROを目指すうえで重要なのは「投資」。

投資抜きではFIROは語れない。銀行に預金しても利子なんてなしも同然。昔は定期預金で7%とか利子がついていたようだが。(遠い目 パート2)

結論: お金にも働いてもらう

私はほとんどの資産を株式で保有している。

現在の私の資産の構成比は【米国株53%|日本株39%|現預金8%】

以前はFXもやっていたが今は株式メインに落ち着きました。(FXはほぼギャンブルということを知った…)

米国株は個別銘柄も保有しているが、主にはアメリカの資産運用会社Vanguard社ETF(Exchange Traded Fund|上場投資信託)であるVTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)。手堅い運用。

ちなみに、コロナ禍の株価激動の波に乗り予想外の収入を得たため、我が家2台目の車を購入できた。パチパチパチ。(シドニー移住前に2台とも売却)

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早期退職優遇制度を意識する

early-retirement

あなたが勤めている会社に早期退職優遇制度があれば(または将来的に導入される可能性があれば)若い時からその制度を意識しておくことをオススメする。

早期退職優遇制度とは自らの意思で通常よりも早く退職する制度で、多くの場合、割増退職金や再就職支援などのメリットがある。

FIRO / FIREを目指す場合、実際に早期退職する最良のタイミングになる。

早期リタイアを考えるあなたに再就職支援は不要だが、割増退職金は魅力的。

普通に辞めるより、その制度に乗っかるだけで、通常以上の退職金があなたの口座に振り込まれるので。

その割増退職金を投資にまわしてもいいし、副業の規模拡大に活用するのもあり。重要なのは退職前からそのプランをしっかり固めておくこと!

 

 

FIROと海外駐在

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私はFIROを目指しながら海外駐在を繰り返してきたが、FIROと海外駐在には深い関係性があり、両方とも私が考える「最強の働き方」につながる。

海外駐在のメリットは次のとおり。
海外駐在のメリット
■ 差別化が図れる(市場価値UP)
■ 語学上達(異文化理解も)
■ 子供への多様性教育(未来への投資)
■ 住宅費補助(貯蓄加速!)
確かに海外赴任は限られた「枠」なので簡単に辿り着くことはできない。
しかし一度経験すれば、あなたには海外フラグが立ち、グローバル事業での活躍が期待されるようになる。2回目以降の海外駐在も目指せる。

海外フラグを利用すれば、会社員という基本会社の人事発令によって左右される人生を、ある程度コントロールできるようになる。

金銭的にも海外駐在のメリットは大きいため、FIROまでの道のりを短縮できる。

その他、もちろん英語をはじめとする語学力は向上するし、家族帯同の場合は日本国内ではできないような貴重な経験や教育を子供に与えることが出来る。しかも会社のお金で。

とにかく初回の海外赴任のチャンスを得ることが重要。

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最終的に私はシドニーで現地採用&移住することになったが、運が良いとしか言いようがない。

 

 

まとめ

early-retirement

■なぜ早期退職するとボケる?
適度なストレスと常に学ぶ姿勢は、ボケ防止に有効
■早期退職、FIRE、FIROの違い
早期退職:退職金と年金と貯金を切崩して生活
FIRE:経済的自立、早期リタイア
FIRO:経済的自由、選択的リタイア
■FIROを目指す3つの理由
1.人生100年時代を平凡サラリーマンでは乗り切れない
2.FIROを意識したスキル磨き
3.会社に依存しないマインド
■FIROを目指した副業と投資
会社員の副業はストック型ビジネスの「ブログ運営」がオススメ
■早期退職優遇制度を意識する
割増退職金で最良のタイミング
FIROと海外駐在
「最強の働き方」につながる
会社への依存度を抑え自分で人生をコントロールしたいのであれば、FIROを目指し、副業・投資・海外駐在などを組み合わせながらキャリア形成していくことが大切。

もし海外駐在を目指すなら日頃から英語力を高めておこう。

しかし、英会話の教材やスクールはたくさんあって、もう何をどう選べばいいのかパニック…

それなら「DMM英会話」一択

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本日はここまで。

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