物価上昇が続くなか、30年前から日本人の給与は横ばい。一方で、周囲を見渡してみると、着実に所得を増やしている人がいるのも事実。高所得者はどのようにキャリア形成しているのでしょうか?
以前は、いい大学に入り、新卒で大企業に入り、一生懸命働けば高年収を得られる時代でした。人生戦略がとてもシンプル。
しかし今はどうでしょう? すでに終身雇用は崩壊し、政府が副業を推奨するような時代。SNSが発達し、企業と個人、個人と個人が直接つながる時代。
転職活動も、以前のような転職サイトに登録して転職先企業を斡旋してもらう形態から、SNSを活用した直接応募が主流になりつつあります。つまり、自分で情報を集め、整理し、自分で判断して、行動する時代なのです。
選択肢が多ければ多いほど、自分にとって何が最適なのか分からなくなってしまいます。そんな時は、迷わずキャリア相談サービスを活用しましょう。自由で「成功の型」がない今だからこそ、キャリア相談やキャリアコーチングが必要。
今回は、 給料が上がらない人が取るべき行動【3選】と、低コストでキャリア相談できる方法について解説します。
給料が上がらない人が取るべき行動【3選】
そもそも「給料」とは何か?
その答えは、「生み出した付加価値への対価」
よって、あなたのどんな知識やスキルが、どんな付加価値を生み出しているか? を、あなた自身が客観的に正しく理解することが大切。(サラリーマンは毎月一定のお給料が口座に振り込まれるので、この意識が薄い)
確かに、大した仕事もしていないのに高い給料をもらっている会社員が存在するのも事実。特にシニア社員。しかし、人口減少による国内市場縮小により多くの日本企業が弱体化する中、企業には働かない社員を抱えておく余裕が無くなりつつあります。
物価上昇が続くなか、給料が上がらないと嘆くサラリーマンが取るべき行動は次の3つです。
あなたの生み出す付加価値に見合う企業へ転職する
このパターンは、現時点であなたのスキルが十分にあり(←ここ重要)、その上で給料がそれに見合ってない(薄給)場合限定。
このパターンを選択する場合、どう行動するか?
答えは、転職エージェント。
転職エージェントは、求人案件を紹介してくれるだけでなく、あなたがどんな人間かを浮き彫りにしてくれます。そう「あなた自身を知るため」に転職エージェントを活用するのです。
あなたの知識、スキル、経験、得手不得手 etc。そして転職市場におけるそれらの価値。これは、あなたのだけでは不可能。客観的な視点が必須です。
しかし、転職エージェントの利用にも注意すべき点があります。それは、転職エージェントは採用企業へ人材を紹介し、入社が決まることにより成功報酬を受け取るというビジネスモデルであるということ。つまり、あなたの意志を尊重しながらも、成功報酬の高い企業にあなたを送り込もうとする意識が働いてしまうのです。 ※そこでオススメしたいのが、後ほどご紹介する低コストのキャリア相談サービス。
現状を維持しながらスキルを磨き、希望の企業への転職を目指す
転職エージェントやキャリアコンサルタントとのコミュニケーションを経て、または、あなたの自覚としてスキル不十分と感じたなら、まずは、スキルアップに向けた勉強に取りかかりましょう。
現状への不平不満や不安は一時的に封印し、スキル磨きに全集中。
まず、自分のことを知ることが出来ただけでも大きな前進です。あなたの考えやスキルとマーケット需要がズレたままだと、いくら努力を続けても理想の成果には到達できません。
ギャップを埋めるための第一歩が自分を知ることであり、これは省略できないプロセスです。
スキル不足が分かったところで職を失ったわけではないので、心に余裕を持ってスキル磨きとその先の転職活動やキャリア形成に取り組めるはず。これが無職での転職活動であれば、焦りが前面に出て、結果的に厳しい状況に追い込まれる可能性が高い。
世の中のニーズを敏感に感じ取りながら、どんな仕事をするか、何の資格を取得するかなど、常に考え行動することが、転職する気持ちが高まった時に効果を発揮します。転職活動時にアピールできるようなスキルは転職したいと思ってから数週間とかで身につくものではないので。
しかし、現職で働きながらスキルを磨くというのも簡単ではありません。「時間」をどのように確保するか?です。特に家族がいて、育児にも時間を取られる場合はかなり大変。
私は今、正社員としてメーカーの海外事業部で働きながら、英語学習を継続しながら、ブログを書きながら、趣味のランニングを楽しみながら、時々フルマラソンのレースに出ながら、8歳の娘と5歳の息子の育児に妻と取り組んでいます。お腹いっぱい…。
勉強のための「時間」を生み出すのは本当に大変なんです。まずは残業をやめましょう。はっきり言いますが残業は「悪」。企業カルチャーや周りの目など関係ないです。有限である「時間」の重要性をまずは理解しましょう。
また、勉強へのモチベーションを維持するために、資格取得を目指すのは一つの手。希望の転職先で役立ちそうな資格の取得を目指しましょう。どんな勉強法をすべきかとアイディアが出ないときは、とりあえず TOEIC をやりましょう。次に英会話。今の転職市場を見る限り、間違いないです。多くの募集要項に「TOEICスコア◯◯◯以上」が含まれています。
今どき海外と全く取引がない企業は少なく、日本の人口減少に伴い国内市場は縮小していくわけですから、今後ますます英語は必要になります。
TOEICがスキル磨きとして最良かどうかは賛否両論ありますが、少なくとも日本で最もメジャーな英語資格という点においては、取り組んで損はないです。
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今の給料に見合うレベルまで、あなたのパフォーマンスを落とし、新たに生み出した時間やエネルギーを副業に充てる
これまでとは違う切り口のお話。前提は「給料 < あなたの能力」のパターン。
ガムシャラに働くのではなく、会社に貢献するためのエネルギーを少しセーブして、副業という形でもう一つ別の収入源を確保する方法。
事実、私は最近この考え方に近づきつつあります。というのも、サラリーマンであること自体がリスクになり得る時代が、ほどなく到来するからです。もしかしたら既にそうなってるかも…。
今は安泰に見える大企業であっても、国内市場縮小に対してのグローバル化が進まない企業は徐々にその財務体力を削がれ、大量の社員を抱える余力がなくなる可能性が高い。会社も社員もどんどん淘汰されていきます。
これまで成功してきたビジネスモデルの延長線上に将来の成功がある保証はなく、創意工夫とグローバル展開で乗り切れる会社と、タフな環境変化に耐えられず衰退する会社に二極化していくと考えます。
そのような状況下で、必死で会社のために働き、その会社での出世が全てという会社員マインドは危険。 明らかに自分が乗る船が沈み始めた時、いち早く海に飛び込み、自らの手足で泳げる能力が必要。
自分で泳げる能力(つまり副業で稼げる力)が、いざという時に役に立ちます。
すぐに本業レベルまでの収入源にならないとしても、副業で稼げるという実体験を持っていることの意味は大きく、自分で稼ぐキッカケになります。あとはそれを増幅させていくだけ。(ゼロから1を生み出すより、既にある1を2倍3倍と増幅させる方が圧倒的に簡単)
また、副業があることにより、会社への精神的依存度が下がり、肩の力を抜いて脱力系サラリーマン生活を送ることができます。
そして、もう一つ重要なことは、どれだけ成長軌道に乗った会社であったとしても、どんなに素敵な出世コースを歩んでいたとしても、いずれは定年退職により、その会社を離れる時が来るということです。
そして、そこから先の人生はそこそこ長い。
そんな時に、それまで少しずつ育ててきた副業があれば、豊かで自立したシニアライフを送れるはず。その副業を拡大していくことで、十分な所得を得られる可能性が増します。
サラリーマンが副業を始める時「どんな種類の副業を選ぶか?」を慎重に検討する必要があります。
ピーク期に比べれば体力の落ちている60代、70代でも継続でき、これまでのあなたの知識や経験を活用でき、そしてあなた自身が興味があることを副業とリンクさせることが、長期的視点からの成功の秘訣です。
間違っても、ウーバー配達や警備員というような時間を切り売りするお仕事はオススメしません。年老いてから、こういった体力勝負の仕事は大変。しかし、若いうちから準備しておかないと、こういった「時間切り売り系の仕事」しか選択肢にありません。
おすすめはあなたの大好きな趣味の延長線上にある仕事。
例えば、旅行好きであなたの住む地域のことも熟知していればツアーガイド、英語好きで英会話も堪能であればオンライン英会話講師など。いずれにせよ、ちゃんとマネタイズできるかが重要。
または、パソコン一台で完結する仕事。Webライター、ブログ運営、データ入力なども候補にあがります。
私は実験的にこの「moric blog」で本当にブログで稼げるのかを試しています。ただ、これまでの自分の実体験をベースとした記事を書き配信することは思いのほか楽しく、なぜもっと早くから取り組まなかったのかと少し後悔。
これから先の人生を真剣に考えることが、様々なキッカケを与えてくれると実感しています。
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まとめ
1.あなたの生み出す付加価値に見合う企業へ転職する
2.現状を維持しながらスキルを磨き、希望の企業への転職を目指す
3.今の給料に見合うレベルまで、あなたのパフォーマンスを落とし、新たに生み出した時間やエネルギーを副業に充てる
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→ 自由で選択肢の多い時代だからこそ外部の知見を活用
自由な時代だからこそ、成功に向けた定番の「型」のない時代だからこそ、様々な知見を活用しながら、あなたの人生の最適解を導き出すことが大切だと思います。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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