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様々な理由でTOEICを勉強する。ハイスコアを目指す。
でも、こうは思わないだろうか?
「せっかくなら、英語を話せるようになりたい」
それ正解!
せっかくTOEIC学習で英語知識が増えたのなら、欲張って英会話まで足をのばすのが正解。なぜなら、私はそれを実行した結果、40代にも関わらずTOEICスコアが100点アップしたからだ。
そこで今回は「TOEIC」と「英会話」の関係について徹底的に解説する。
- TOEICを勉強しても、英会話はできない理由
- TOEICと英会話の両立のメリット
TOEICを勉強しても英語は話せない
まずは、TOEICから見た英会話について。
残念ながらTOEICを勉強して高得点を取っても、英語が喋れるようにはならない。私の実体験から「TOEIC高得点でも英会話ができない理由」をまとめてみた。
理由その一: TOEICで必要な能力はインプット力のみだから
TOEICと英会話では必要とされる能力が違う。
リーディング・リスニングなどのインプットがTOEIC学習の中心。
一方、英会話は相手の話を理解するインプットに加えて、自分の意見や考えを伝えるためのアウトプットが必要。
TOEICでリーディング力やリスニング力がどれだけ向上しても、アウトプットの練習をしない限り、英語を喋れるようにはならない。
相手の話を聞いて、それに反応する「瞬発力」が、残念ながらTOEIC学習だけでは身につかないからだ。
理由そのニ: 「知っている」と「使える」は別物だから
TOEICのハイスコア保有者には、十分な単語や文法知識がある。しかし英語の知識を有していることと、英語を喋れることは全くの別物。
それは、運転免許を持っているけど、全く運転しないのと同じ。
一定量の知識を蓄積したのち、実際に英語を話すことで(経験を積み重ねることで)英語が喋れるようになる。TOEIC高得点でも英会話ができない人は、その十分な知識を運用する機会が不十分なのである。
理由その三: 相手は人間。会話力は応用力!
TOEICは試験。試験の特徴や傾向を理解し、それに適した学習を行い、ハイスコアを目指す。
一方で、英会話の相手は「人間」。
千差万別。
話し相手のキャラクター以外に、英語のタイプも様々である。イギリス英語とアメリカ英語の違い。オーストラリア英語やニュージーランド英語の訛り。シンガポールのシングリッシュ。インド人の早口英語。(ちなみにインド人は会話の際の距離が近い。迫ってくる。)
実際に「話す」経験を積み上げなければ、英会話は上達しない。
英会話学習でTOEICスコアを伸ばせるのか?
次に、英会話から見たTOEICについて。
英会話だけでTOEICスコアは伸びるのだろうか? 経験上、ある程度伸びるが高得点を狙うのは難しいと思う。
理由は次のとおり。
TOEICには特有の解答テクニックが必要
TOEICを受験したことがある人なら分かる思うが、とにかく時間が足りない。途中でトイレになんて行ったらそこで試合終了。※試験前のコーヒーには注意してください、利尿作用が発動。
時間との戦い。
TOEICで高得点を取るには英語力以外に、時間配分や解答テクニックをマスターする必要がある。よってTOEICで高得点を取りたいのであれば、TOEICに特化した学習が必要。
ただし、英会話で既に基礎文法やリスニング力を身につけた状態であれば、追加的にTOEICに特化した学習を積むことで、短期間でのハイスコア取得を期待できる。
逆に、TOEICに特化した学習(時間配分や解答テクニック)は、英会話の上達に何の役にも立たない。
日常会話とビジネス会話の違い
英会話は友達との会話や他愛もない話題が中心。
一方、TOEICは主にビジネスシーンが舞台になっている。そのため日常英会話にはないビジネス特有の単語やフレーズが頻出する。
こういったビジネス用語を覚えずに、TOEICを受けても高得点は期待できない。
英会話とTOEICを同時に勉強するのがオススメ
お待たせしました。私からの提案は「英会話とTOEICを同時に勉強する」である。欲ばりだと思うかもだが、ちゃんと理由がある。
それに私はこれを実践し、40代でもTOEICスコアが100点アップしたからだ。しかも結構スムーズに。
では理由を見ていこう。
アウトプットとインプットの相乗効果
重要 TOEICと英会話を同時に勉強すると相乗効果が生まれる。
【英会話での】アウトプット前提の、【TOEIC学習での】インプットができる。
結果、インプットの質が上がる。
普段からオンライン英会話などでアウトプットの訓練していると、実戦をイメージして「この表現使えそう」「この単語今度レッスンで言ってみよう」というスタンスでTOEICの勉強を進めることができる。
また、インプットとアウトプットに同時に取り組むことにより記憶を定着させることができる。
違う切り口で単語力が強化
英語学習を「机上の勉強」だけに終わらさず、将来的に実戦の場で英語を使おうとする場合、様々な分野の英単語が必要となる。
仕事ではTOEICに出てくるようなビジネスワードを多用し、私生活ではお友達とのカジュアルな会話力が必要。場合によってはスラングだって必要。バランスよく英単語を習得することが大切である。
運転免許証とドライビングスキルの関係性
運転免許証は、運転に関する知識とスキルがある証として公的機関から発行される。
しかし、世の中にはペーパードライバーもたくさん。交通ルールも道路標識も知ってる、でもハンドル握って路上に出たらガクブル。右折や縦列駐車でガクブル。
それ、TOEICも同じ。
英語に詳しくない人にとってTOEIC 900点台保有者は神よ。ペラペラだと思っている。しかし、そんな神様が外国人に英語で道を聞かれて冷や汗、英語の会議に出てカタコト。
神様ちゃうんかい…
運転免許証もTOEICハイスコアも、知識やスキルを客観的の証明としては必要。でも、それだけで終わらしたらもったいない。
運転免許証は車を運転できてなんぼ。TOEICで得た知識は英語コミュニケーションに使えてなんぼ。

まとめ
今回は、英会話とTOEICの関係性やTOEICと英会話を同時に勉強することによる相乗効果について解説した。
・なぜなら、TOEICで必要な能力はインプット力のみ
・そして「知っている」と「使える」は別物だから
・個人的には英会話とTOEICを同時に勉強するのがおすすめ!
・それはアウトプットとインプットの相乗効果を期待できるから
重要なのでもう一度言おう。
アウトプット前提のインプットは、インプット自体の質を上げる。
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本日はここまで。
ではまた。
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