脱社畜 |「会社を利用する」のが最強の生き方です

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脱社畜と言っても、「会社を辞めよう」「起業しよう」という話ではない。

会社員を続けても問題なし。

ただ、思考回路を少し変えていくだけ。

結局のところ 仕事なんて人生の一部でしかない。

 

こんにちは、シドニー在住の平凡会社員 moric です。英語だけは少し頑張ってTOEICスコア 865、IELTSスコア6.5/ 転職4回 / これまでの海外生活はニュージーランド2年間(就職)& シンガポール4年間(駐在)

 

日本には「社畜」という言葉がある。

社畜とは、社員として勤めている会社に飼い慣らされ、自分の意思を放棄し、サービス残業や転勤もいとわない奴隷と化した賃金労働者の状態を揶揄&自嘲する言葉。「会社+家畜」から来た造語かつ俗語である。

しゃちく【社畜】
《会社に飼い慣らされている家畜の意》 会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。 ※『デジタル大辞泉』小学館
私自身も20代の頃、社畜のような働き方をしていた時期があった。

今は違う。

会社員でありながらも、自分の人生を自分でコントロールしている感覚がしっかりとある。

今回の記事では「脱社畜の働き方」について、課題感、対処法についてご紹介。社畜耐性が強くなっている方に、是非読んでいただきたい内容だ。

 

clear-mind

まず、結論。

【結論】会社は利用するもの(間違っても利用されない)

これに尽きる。

働くとは「付加価値の提供」であり「社会への貢献」

決して「会社への貢献」ではない。

会社という「器」を利用した社会へ貢献である。

「会社を利用すると言われても、雇われてお給料を頂いている身で、それ難しんじゃねすか?」というご意見、あると思う。そのとおり。マインドセットも行動も、簡単ではない。私も大いに悩んだし今でも悩むことがある。

それでも会社を利用するのである。

 

ー 思考回路 & 注意点 ー

「会社を利用する」という思考回路

「会社を利用する」うえで重要なのは次の通り。

■ 会社に依存しないこと
■ 会社と自分は対等であると考えること

私も社畜時代はそうだったが、社畜は何でも環境のせいにする傾向にありながらも、会社を飛び出して起業したり転職するという発想はなく、会社への依存体質をもっている。

また、社畜は会社の下に自分を置き、会社の言うことには従わなければいけないと考える。そして「会社のいうことを我慢して聞いていれば、最後まで面倒を見てくれる。報われる。」という感覚をもっている。
その思考は危険。
終身雇用や年功序列が崩壊しつつある今、「会社にしがみついていれば何とかなる」という考えはすぐさま捨て去るべき。
それでは「会社を利用する」という思考回路を育てるためのヒントを3つ、ご紹介しよう。

65歳の自分をイメージし見えてくるもの

老後を考える女性

日本人の寿命は長い。他国と比較しても長い。

これは幸せなことであると同時に、苦労する面もある。

もちろん金銭的な問題もあるが、ここでは「その長い時間をどう生きるか?にフォーカスしよう。

正直、私は30代半ばまでは真剣には考えていなかった。60歳で定年退職し、65歳まで再雇用制度を利用して嘱託社員として働けば特に問題ない。「あー、私の世代は定年となる年齢も引き延ばされるかな、まぁ、それはそれで別によい。何とかなるかなぁ。」と、そんな感じ。

しかし、ふと周囲を見回すと、会社で楽しそうに働いている「リア充シニア」なんて稀。

さて、このエピソードが「会社を利用する」事とどう関係するのか?

それは、逆算の考え方

私は今、65歳の自分をイメージし、そこから逆算して、「今」を組み立てようとしている。

つまり、65歳以降を生き生きと楽しく過ごすためには、ただ単に(社畜として)会社員生活を続けてはいけない。無計画に過ごすだけでは理想的なシニアライフは実現できない。会社員時代からの戦略的思考&アクションが必要である。

どう生きたいか、どんなスキルが必要か、そして今何をすべきか、次の一手は何か、課題は何か、優先度が高いものは何か、そして諦めるべきはことは何か。

考察と決断の連続。

今、会社員として働いていること自体、その過程における手段の一つで、会社は現時点でお世話になっている「器」でしかないのだ。

だから、もし会社での人間関係などに悩み、苦しいくなれば、さっさと辞めればよい。依存することなく、その「器」から出ればよい。「器」を変えればよい。ただそれだけ。

「器」に利用されるなんてイヤでしょ?「器」なんだから利用すべき。

苦しみ続け精神的に病んでしまうのは本末転倒。上司や先輩なんて、会社という枠組みの一歩外に出れば、ただのオジサンよ。(ちょっと失礼かも…)

結局のところ、自分の将来は今の積み重ねの結果。理想のシニアライフに向けて、勇気を出して、そこに近づける行動をとる必要がある。

 

転職して見えてくるもの

転職先のオフィス

私はこれまで4回転職している。野心的考えからの行動と言っているが本当は「ただの飽き性」(笑)

いずれにせよ転職に対する抵抗感は全くなし。

転職で複数の会社の内部を見ると客観的視点や養われると思う。

これは間違いなく終身雇用社員よりアドバンテージがある。純粋培養のプロパー社員は、その会社に洗脳されている部分が少なからずあり、社内の常識が他の会社でも当たり前だと思っている節がある。

私もそうだったが社畜はどうしても視野が狭くなる。住んでいる世界が狭い。

しかし、転職活動をとおして世の中には多くの会社や選択肢が散らばっていることに気づく。

転職で視野が広がることにより 会社への依存体質は薄まるそして、自分のスキルや経験の市場価値を測り、給料や待遇を交渉していくため、会社と自分は対等であるとの感覚が強まるのである

それに転職は多くの出会いを与えてくれる。

素晴らしく有能な同僚に出会い、自分の不甲斐なさを感じることもある。刺激的。私にとって転職は「旅」と同じ。常に新しい景色を見せてくれるのだ。

 

副業収入を作る

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さて、「会社を利用する」という思考回路を育てるうえで重要なのは、副業収入を作ること

社畜マインドの根幹には「今の会社から離れたら経済的に生活できなくなる」との恐怖心がある。もし今の会社を辞めても経済的に全く困ることがないなら、あなたはもう会社員を続ける必要はない。

または、続けたとしても能動的に働くことが可能。

今の時代、スモールビジネスで個人が生活するくらいの収入は、正しい努力を正しい期間続ければ誰でも得ることが可能。(誰でもは言いすぎかな…)

私はもう社畜ではないが、より精神的自由を高めるため、この「moric blog」を運営し収益化を進めている。

副業に迷ったら “ブログ一択” な5つの理由 【知らないと損する】
「副業やりたいけど、何から始めたらいい?」そんなあなたに。今こそ“ブログ一択”な理由を5つの視点で解説。知らないと本当に損します。

 

 

「会社を利用する」ときの注意点

注意点を2つ、ご紹介しよう。

 スキルや戦略は必要

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むやみやたらに転職するのは危険。

私は4回転職したといったが、軸となるスキルを磨きながら、業界や会社を変えている。決して行き当たりばったりではない。(たしかに飽き性ではある…)

この軸となるスキルがポイントで、私の場合それは会計英語

これは大学時代からの一貫している。学生時代にここまで先読みして会計学や英語を学んだわけではないが、結果的に勉強してきたことを運よくフル活用できており、これはただのラッキー。

環境変化が激しい時代においては、丸腰で会社にしがみついて生きてくのはリスキー。社畜としての生き方しか選択できない体になってしまう。

確固たるスキルを持って会社に搾取されるのではなく、会社をとことん利用する側に回るのだ。

将来ビジョンをもち、情報収集を重ね、必要とされるスキルを磨き、そのうえで会社との付き合い方を整理しながら精神的な自由を保ち、理想的生き方を実現していく。

そして、どんな業種であっても持っていて損しないスキルは英語。今すぐ役に立たなくても、将来必ず活用できる。プライベートでも。なぜなら日本の人口減少の傾向は変わらないから…

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会社での仕事は真摯に取り組む

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当たり前のことだが、今の会社では最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、真摯に仕事と向き合うべき。

絶対に、手を抜いてはいけない。

どんなに「会社を利用する」というスタンスであっても、お給料をもらっているのは事実。会社で学ぶことも多々ある。様々な経験も積ませてもらえるし、上司や同僚からは有難いアドバイスをもらえる。

会社に身を捧げる必要はないが、与えられた環境への感謝の気持ちは大切。

真面目に仕事と向き合うことで信頼も築けるし、そういった人間関係は一生の財産となる。

転職してもそれぞれの会社での上司や同僚と今でもつながっており、たまに食事をして情報交換している。そういった交流は貴重だと思うと同時に、この関係を維持できているのは、それぞれの会社で、手を抜かずに一生懸命に働いていたからだとも思う。

「手を抜かず一生懸命に働く」と言っても、基本的に残業はしない。

一生懸命の方法性はそこではない。

 

残業せず、プライベートの時間を大切にしつつ、最大限のパフォーマンスを発揮。

バランス感覚は重要。

しっかりとしたポリシーをもちながら、それでいて周囲と調和のとれるバランス感覚を身に着け、他人との摩擦を最小化しながらも、自分らしい生活を維持する。

簡単ではないが必要なスキル。

社畜解放|シドニー移住で実感した「正しい働き方」と人生の余白
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どのように年収UPを実現するか?

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年収UPを実現するまでに実践してきたことや思考回路を紹介しよう。

社会の歪み

まずは、世の中の動きをじっくり観察し、社会に存在する「歪み」を感じ取ることが重要。もっと具体的にいうと、市場における需要と供給の歪み

冒頭で働くとは「付加価値の提供」であり「社会への貢献」とお伝えした。

社会の「歪み」を補正する商品・サービス・スキルがあるとすれば、それは社会に付加価値を提供することになり、社会貢献につながる。そして、対価(つまり年収アップ)につながる。

これは本当に重要な観点。この社会の仕組みを意識せずに年収アップを実現することは不可能である。

社会という大きな枠で話したが、これは会社単位でも同様である。社内の歪み(つまり必要だけど不足している知識やスキル)を見つけ、それを補正することができれば、あなたがその会社に提供する付加価値は増え、評価につながる。

 

その歪み関連するスキル

あなたの会社の歪み(需要と供給のアンバランス)がイマイチ把握できず、どんなスキルを磨けばよいかわからない場合は、とりあえず英語力を高めておこう。

繰り返しになるが英語力は持っていて損しないスキルである。断言できる。様々な「かけ算」に活用できるものメリット大。詳しくは下記の記事をご参照あれ。

【シドニー発】なぜ“英語力”があなたの人生を救うのか?| AI通訳には頼れない理由
英語力を身につけることで、年収UP・キャリアの選択肢・海外移住のチャンスが広がった実体験を紹介。シドニー移住者のリアルをお届けする。

 

転職しながらスキル磨きと年収アップ

転職することで色んな人と出会い、新たな知見を吸収できる。謙虚にどん欲に「気づき」を積み上げていけば、あなたのビジネススキルは高まる。

もちろん転職することで年収アップも可能。ここでも重要なのは需要と供給の歪み。(むやみやたらに転職するのはリスキーで、徐々に年収ダウンする可能性すらある)

市場動向を観察しながら、どういった業界・業種に自分の知識・スキルが必要とされているかを吟味しよう。このマッチング作業が転職活動の醍醐味。

このマッチング作業が重要。

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まとめ

今回は「脱社畜と年収UPの働き方」をご紹介した。

1.「会社を利用する」という思考回路
▶ 65歳の自分をイメージし見えてくるもの → 逆算で今を生きる
▶ 転職して見えてくるもの → 視野を広げる
▶ 副業収入を作る → 攻撃的に働ける
2.「会社を利用する」ときの注意点
▶ スキルや戦略は必要 → 自分のスキルの「軸」をもつ
▶ 会社での仕事は真摯に取り組む → 感謝は大切。でも残業しない。
3.どのように年収UPを実現するか?
▶ 社会の歪み →付加価値につながる
▶ その歪み関連するスキル →迷ったら英語力
▶ 転職しながらスキル磨きと年収アップ →ヒントは「歪み」

 

重要なので再掲する ↓↓↓

【結論】会社は利用するもの(間違っても利用されない)

 

言うは易く行うは難し。
心技体、全てで勝負!

私もまだ未熟で悩むことも多いが、これからも成長していきたいと思う。


moric(シドニー在住)
現地企業で働きながら日々英語と格闘中

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